『
レコードチャイナ 配信日時:2014年3月7日 7時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84483&type=0
なぜ中国でプーチン大統領が愛されるのか=「硬派」な姿勢を評価、自国の弱腰に不満―豪メディア
●6日、中国紙・環球時報は、ロシアのプーチン大統領が中国国民から愛されている理由を分析したオーストラリア誌の記事を紹介した。写真はプーチン大統領。
2014年3月6日、中国紙・環球時報は、
ロシアのプーチン大統領が中国国民から愛されている理由
を分析したオーストラリア誌の記事を紹介した。
記事ではまず、
「欧米諸国では歓迎されないプーチン大統領が、中国では相当に人気がある」
と指摘。
雑誌の表紙を飾り、新聞やネット上にも大統領をたたえる記事が多くみられることについて、
「民族主義が高まる中国で、政府の弱腰な外交政策に不満を持つ人が多い。
プーチン大統領がテロリストや、最近のウクライナに対して見せた硬派な姿勢を称賛している」
と分析した。
また、
「中国国民の民族主義やプライドを増長させてきた中国政府だが、今ではそれが負担になっている」
とした上で、
「中国の指導者が受けるプレッシャーは、
国民の選挙によって選ばれる民主国家の指導者とは比べられない」
とも指摘。
「欧米諸国は
日増しに高まる中国国民の民族主義が北京の外交政策決定における重要な要素
だということを心に刻むべきだ。
中国でのプーチン人気はすべての人への警告でもある」
とまとめた。
』
プーチンは選挙で選ばれている。
中国共産党指導者は威力で権力の座を握っている。
もし、共産党がプーチン風の軍事的強硬姿勢を見せたらどうなる。
これは中国国民を熱狂させるだろう。
だが、それは諸刃の刃になる。
共産党が崩壊するのは、その力の源泉である軍事力行使の失敗である。
よって、中国としては絶対に戦争をやりたくない。
戦わずして勝つ道を選ぶしかない。
もし戦争をするなら、絶対に負けてはならないし、勝ち続けなければならない。
共産党の成り立ちからシて、そういう宿命を背負ってしまっている。
しかし、勝ち続けるというのは、、ムリ。
戦争とは勝ったり負けたりである。
よって中国は恫喝することによって、相手が折れてくれることを最も願っている。
周辺諸国はそれが可能である。
中国がどんどん大きくなればそれは巨象とアリになる。
はじめから抵抗気分が失せる。
だが、唯一日本だけが、中国の意に沿わない。
日本だけが中国の大きさを怖れていない。
「巨象との戦い方を知っている」
ということでもある。
そして、「日本の政治家はすべて選挙で選ばれている」のである。
その安心感が共産党指導者たちとの違いということなのだろう。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年3月7日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84429&type=0
日本は中国の平和的成長を三度阻害するのか、
戦争を起こすのは中国ではない―中国紙
●5日、現在の東アジア情勢を20世紀初頭の英独や19世紀後期の米英になぞらえ、国際的に戦争の機運をつくろうとしている人が存在しているとの記事を中国紙が掲載した。写真は上海。
2014年3月5日、人民日報(海外版)は、現在のアジア、とりわけ東アジア情勢を20世紀初頭の英国とドイツ、19世紀後期の英国と米国になぞらえ、国際的に戦争の機運をつくろうとしている人が存在していると伝えた。
東アジアで予想外の衝突が起こる可能性は否定できないが、
「それを起こすのは中国ではない」
としている。
記事は、中国も米国も、そして日本も、戦争など望んでいないとし、国際的な流れは平和と成長に向いており、戦争はようやく見え始めた経済復興を無に帰すだけだと指摘。
戦争は国の政治的な意志と国力を競うことになるが、
中国の国内総生産(GDP)は日本の2倍となっており、
人口規模も経済力も、
軍事力を含めた総合的な国力も日本を上回っている上、
戦争で日中間の貿易が中断されることになれば日本経済にとって致命的な打撃となる
としている。
戦争は良い結果をもたらさず、米国でさえイラクやアフガニスタンで何ら得るものがなかったのに、日本のような島国ではなおさらだとし、若者に戦場に向かう意志もないと指摘。
「2014年は日清戦争から120年目にあたる。
その間、日本は2度中国の平和的成長を阻害しているが、今の中国は1894年当時の中国ではないし、1930年代の中国でもなく、中国と中国国民はあらゆる問題をはねのける力を持っている」
と伝えている。
』
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中国共産党指導者は威力で権力の座を握っている。
もし、共産党がプーチン風の軍事的強硬姿勢を見せたらどうなる。
これは中国国民を熱狂させるだろう。
だが、それは諸刃の刃になる。
共産党が崩壊するのは、その力の源泉である軍事力行使の失敗である。
よって、中国としては絶対に戦争をやりたくない。
戦わずして勝つ道を選ぶしかない。
もし戦争をするなら、絶対に負けてはならないし、勝ち続けなければならない。
共産党の成り立ちからシて、そういう宿命を背負ってしまっている。
しかし、勝ち続けるというのは、、ムリ。
戦争とは勝ったり負けたりである。
よって中国は恫喝することによって、相手が折れてくれることを最も願っている。
周辺諸国はそれが可能である。
中国がどんどん大きくなればそれは巨象とアリになる。
はじめから抵抗気分が失せる。
だが、唯一日本だけが、中国の意に沿わない。
日本だけが中国の大きさを怖れていない。
「巨象との戦い方を知っている」
ということでもある。
そして、「日本の政治家はすべて選挙で選ばれている」のである。
その安心感が共産党指導者たちとの違いということなのだろう。
『
レコードチャイナ 配信日時:2014年3月7日 7時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84429&type=0
日本は中国の平和的成長を三度阻害するのか、
戦争を起こすのは中国ではない―中国紙
●5日、現在の東アジア情勢を20世紀初頭の英独や19世紀後期の米英になぞらえ、国際的に戦争の機運をつくろうとしている人が存在しているとの記事を中国紙が掲載した。写真は上海。
2014年3月5日、人民日報(海外版)は、現在のアジア、とりわけ東アジア情勢を20世紀初頭の英国とドイツ、19世紀後期の英国と米国になぞらえ、国際的に戦争の機運をつくろうとしている人が存在していると伝えた。
東アジアで予想外の衝突が起こる可能性は否定できないが、
「それを起こすのは中国ではない」
としている。
記事は、中国も米国も、そして日本も、戦争など望んでいないとし、国際的な流れは平和と成長に向いており、戦争はようやく見え始めた経済復興を無に帰すだけだと指摘。
戦争は国の政治的な意志と国力を競うことになるが、
中国の国内総生産(GDP)は日本の2倍となっており、
人口規模も経済力も、
軍事力を含めた総合的な国力も日本を上回っている上、
戦争で日中間の貿易が中断されることになれば日本経済にとって致命的な打撃となる
としている。
戦争は良い結果をもたらさず、米国でさえイラクやアフガニスタンで何ら得るものがなかったのに、日本のような島国ではなおさらだとし、若者に戦場に向かう意志もないと指摘。
「2014年は日清戦争から120年目にあたる。
その間、日本は2度中国の平和的成長を阻害しているが、今の中国は1894年当時の中国ではないし、1930年代の中国でもなく、中国と中国国民はあらゆる問題をはねのける力を持っている」
と伝えている。
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