2014年3月4日火曜日

「世界を震撼させる中国人移民、なぜ至るところで“排除”されるのか」:2013年には930万人

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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月4日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84248&type=0

なぜ中国人移民は世界中で嫌われているのか?
広がる排除の動き―中国紙


●1日、国際先駆導報は記事「世界を恐れさせる中国人移民、なぜいたるところで“排除”されるのか」を掲載した。写真は米ニューヨーク市クイーンズ区フラッシング。中国人移民が多く住んでいることで知られている。

 2014年3月1日、国際先駆導報は記事
 「世界を震撼させる中国人移民、なぜ至たるところで“排除”されるのか」
を掲載した。

 カナダ政府は2月11日、投資移民・起業家移民制度の終了を発表した。
 数万人もの中国富裕層が移民申請中だったが、その門が閉ざされたことになる。
 昨年末に発表されたフーゲワーフ長者番付によると、富裕層の64%は移民を申請中、または検討している。
 子どもの教育、政治リスク、退職後の生活、環境汚染などが主要な理由となった。

 特に2012年以後、中国人移民の流入は各国メディアの注目を集めるようになった。
 それと同時に反発する動きも目立つようになっている。
 中国人移民が多いバンクーバーでは不動産価格高騰の理由は中国人移民流入にあるとの認識が広がっている。
 ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトルなど米国の大都市でも不動産価格の高騰、米国人のビジネス機会減少の元凶として中国人への反感が広がった。
 中国人富裕層の財産は汚職や詐欺、違法な所得によるものだと考えている人も多い。

 また、中国人がマナーをわきまえないとの反発も根強い。
 ニュージーランドでは中国人の飲酒運転、交通違反、ひき逃げなどは許しがたいとの怒りが広がっている。
 中国人移民、とりわけ富裕層の移民のイメージを変え偏見を排除するには、中国人移民自らの努力が必要となるだろう。



【資料】


サーチナニュース 2013-12-19 15:08
http://news.searchina.net/id/1518884

経済急成長の中国、一方では海外移住者が急増・・・930万人に

  米国人の行動・生活様式などを研究している米国の組織、ピュー・リサーチ・センターによると、
 中国人の海外移住者1990年の410万人から
 2013年には930万人
と急増した。
 移住者を出している国としての順位も90年の世界第7位から、13年には第4位に上昇した。

   国籍などとは別に、「生まれた国以外の国で生活している人」を移民として、調査した。 
  1990年時点では、移住者の出身国として最も多かったのは
 ロシアで、国外で生活する移住者の合計は1270万人だった。
 第2位以下はアフガニスタン(730万人)、
 インド(680万人)、
 バングラディシュ(560万人)、
 ウクライナ(560万人)、
 メキシコ(500万人)と続き、
 中国は世界第7位の410万人だった。
  第8位から第10位までは
 英国(410万人)、
 パキスタン(360万人)、
 イタリア(350万人)
だった。

  2013年になると、
 第1位はインド(1420万人)で、
 メキシコ(1320万人)、
 ロシア(1080万人)と続き、
 中国は世界第4位の930万人
だった。   
 第5位以下はバングラディシュ(780万人)、
 パキスタン(570万人)、
 ウクライナ(560万人)、
 フィリピン(550万人)、
 アフガニスタン(510万人)、
 英国(500万人)
だった。

  移住者の出身国としては、経済または政治的に混乱している国が多いことが目立つ。
 典型的なのはロシアで、ソ連崩壊などで極めて厳しい情況にあった1990年時点では生活の拠点を海外に移した移住者が極めて多かったが、2013年には順位でも人数そのものでも後退した。

  中国は1990年に約1兆9000億元だったGDPが2013年には約17兆9000億元と10倍近くになるなど(物価変動分を調整した数字)、改革開放政策の本格化で経済規模が急拡大したにもかかわらず、国の外に生活拠点を移す移住者が急増した。
    全世界における移住者の総数は1990年の1億5400万人から、2013年には2億3200万人に増えた。
 同時期に世界の人口が52億7000万人から約70億人に増加しているので、人口全体に占める移住者の総数は2.9%から3.3%に上昇したことになる。
   移住者を最も多く受け入れているのは米国で、1990年の2300万人から2013年には4600万人に増加した。


 わかりやすく2013年での移住者をリストする。
1].インド(1420万人)
2].メキシコ(1320万人)
3].ロシア(1080万人)
4].中国(930万人)
5].バングラディシュ(780万人)

6].パキスタン(570万人)
7].ウクライナ(560万人)
8].フィリピン(550万人)
9].アフガニスタン(510万人)
10].英国(500万人)


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月3日 22時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84292&type=0

日本各地で減少する中国人労働者、
福岡県では依然過半数確保も減少傾向続く―華字メディア


●3日、福岡県内の外国人労働者が前年同期比14.8%増加し、過去最高を記録した。写真は東京で開かれた留学生向けの就職・転職フェア。

 2014年3月3日、日本華字メディア・日本新華僑報網によると、福岡県内の外国人労働者が前年同期比14.8%増加し、過去最高を記録した。

 福岡労働局が公表したデータによれば、2013年10月末時点で県内の外国人労働者数は1万5952人。
 特に増加が顕著なのは、ネパール人やベトナム人の労働者。
 福岡労働局は、
 「日本語学校などの機関がこれらの国の留学生を引きつけた結果、増加に至っている」
と分析している。

 一方、外国人労働者の過半数を占めているのは依然中国人なのだが、近年は減少傾向にあるという。
 中国人労働者の減少傾向は、香川県でも見られており、福岡県同様、香川でも中国人は外国人労働者全体の過半数を占めているものの、2013年10月末時点では前年同期比8.5%減少している。






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