2014年1月10日金曜日

2012年世界環境競争力:中国133ケ国中「87位」、「空気の質」ではワースト2位

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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月10日 20時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81632&type=0

世界環境競争力、中国は「空気の質」でワースト2位
=日本は6位の高評価―中国社会科学院


●9日、中国社会科学院は2012年の世界環境競争力に関する報告を発表した。空気の質の項目において、中国は133カ国中ワースト2位だった。日本は6位にランクインするなど高評価を得た。写真は2013年12月の上海市。

 2014年1月9日、中国社会科学院は2012年の世界環境競争力に関する報告を発表した。
 同報告では、スイス、ドイツ、ノルウェーが1、2、3位に選ばれ、中国は87位だった。
 中国新聞網が伝えた。

 中国のシンクタンクとしては初めて世界環境競争力をまとめた同報告書は、世界各国の環境発展の実情をもとに、世界133の国と地域を評価。
 上述の3カ国のほか、ニュージーランド、ブラジル、日本、コスタリカ、オーストリア、英国、フランスが続き、TOP10のうち先進国が大半を占めた。
 一方、ワースト10はクウェート、イエメン、リビア、ウズベキスタン、カザフスタン、モーリタニア、マリ、イラク、レソト、ニジェールと発展途上国が選ばれている。

 2012年の世界環境競争力の世界平均は49.6点で、中国は48点と世界平均を下回った。
 さらに、
「空気の質」の項目においては、中国は133カ国中ワースト2位だった。

 中国・国務院発展研究センターの韓俊(ハン・ジュン)副主任は、
 「中国は現在、
★.3分の2の都市で水が不足しており、
★.60%の都市は資源の枯渇
に見舞われている」
と中国の現状を紹介している。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月11日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=81546&type=0

中国の大気汚染は国の努力不足?
現状では毎年“50万人”が早死に、
「本腰を入れた対策を」―中国専門家




●9日、環球時報は香港メディアの報道を引用し、中国本土の大気汚染により、毎年35~50万人が早死にすると伝えた。写真は中国の大気汚染。

 2014年1月9日、環球時報は香港メディアの報道を引用し、中国本土の大気汚染により、毎年35~50万人が早死にすると伝えた。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国の元衛生部部長で、中華医学会の陳竺(チェン・ジュウ)会長を含む4人は、世界的医学誌・ランセットに中国の大気汚染に関する評論を掲載。
 同評論は世界銀行やWHO(世界保健機関)、中国環境企画院、復旦大学のデータを引用。
 評論では、
 「中国では毎年、室外の大気汚染により、35~50万人ほどが早死にする」
と指摘。

 さらに陳会長は、
 「中国政府が本腰を入れて大気汚染に向き合い、優良な水準にまで汚染指数を改善すれば、20万人の中国人が助かる」
と語っている。






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