2014年3月6日木曜日

アメリカの事なかれ主義:信頼を失うアメリカ、アジア地域の不安定さが高まる可能性

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ウォールストリートジャーナル     2014年 3月 05日 15:34 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304085204579420314016320126.html?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst

【オピニオン】クリミア情勢の教訓―試される米国の事なかれ主義
    By     MICHAEL AUSLIN


●ウクライナのPerevalneにある歩兵部隊基地前に立つウクライナ兵(左)とロシア兵(4日)

 プーチン大統領によるウクライナへの介入はロシア政府による失地奪回政策だが、特異な事例というわけではない。
 アジアの状況に対して長く不満を抱いている中国のように野心的な国々は、プーチン大統領の戦略を注視し、隣国の決意の試し方を学んでいる。
 プーチン大統領の行動に対し、欧米諸国からは断固たる対応が見られない。
 このことは、アジア地域の不安定さが高まる可能性を示唆している。

 プーチン大統領自身も最近のアジア情勢から危険な教訓を得た可能性が高い。
 中国は、尖閣諸島、南沙諸島といった島の領有権をめぐる隣国の主張を少しずつ崩そうとしてきた。
 中国の隣国のほとんどは今や同国よりも弱く、日本でさえ中国の軍事力の台頭に圧力を感じている。

 ロシア政府は、オバマ政権が助けを求めてきたアジアの同盟国をほとんど支援してこなかったことも見ている。
 フィリピンは中国による南シナ海のスカボロー礁の実効支配に孤立無援で抵抗してきた。
 中国政府が日本の統治下にある尖閣諸島を含む東シナ海上空に侵略的な防空識別圏(ADIZ)を設定した昨年11月以来、米国政府はほとんど何の反応も示していない。

 北朝鮮の場合がミサイル発射や核実験を行わないとした米朝合意を破った後でさえ、金正恩第1書記の立場がこの2年間で強まった。
 プーチン大統領はこの状況も目の当たりにしてきた。
 北朝鮮政府に対するいかなる制裁措置も、中国とロシアによって当然かのごとく効力が弱められ、あるいは無力化されてきた。
 米国がそれに対して反応を示すことは事実上なかった。

 具体的な行動の代わりにアジアが得たのは、
 アジアの「リバランス」に関する米国のレトリック
だった。
 いくつかの(有効だが)小さな動きを除くと、オバマ政権がアジアは米国の外交政策の新たな中心だと約束し始めて以来、ほとんど何も変わっていない。
 プーチン大統領も間違いなくこれに気付いている。

 プーチン大統領がウクライナに介入し始めた今、米国の損なわれつつある信頼が強引な日和見主義をほう助することは誰の目にも明らかだ。
 領有権争いから小国を蹴落とすといった修正主義的な動きに対抗する意思が米国政府にはないという判断は、
 東シナ海、南シナ海でこれまで以上に強引な行動を取る中国の計算に入っているはずだ。

 米軍機はそのエリアを飛行し続けると強調したが、
 中国が新たに設定したADIZを米国政府は黙認するだろうという中国政府の読みは正しかった。

 クリミア情勢が教えるもう1つの教訓は、日和見主義的行動が現状維持勢力を驚かすことが多いということだ。
 ロシアが介入に踏み切るほんの数日前、米国の諜報機関はロシア政府が軍事行動を起こすことはないと確信していた。
 南シナ海での新たな漁業規制の打ち出しから尖閣をめぐる日本の紛争のリスクを冒すことまで、米国は中国の行動にも同じように不意を突かれた。

 世界的に領土主義の弊害が戻ってきつつある。
 ロシアがウクライナを分割併合する恐れがある一方で、アフガニスタン、シリア、その他の中東諸国では国家管理をめぐる闘争が激化している。
 アジアの海や陸における領有権争いにより、中国もその例外ではなくなった。
 これだけ多くの国が隣国(そして非国家主体)と揉めているときには、現状を修正したいと考えている他国がさらなる対立の可能性をこれまで以上に歓迎するかもしれない。

 米国政府はこの難しい現状を、同盟国との軍事協力と、太平洋のその他の地域で米国のプレゼンスを維持するための艦船と航空機の数を減らした防衛費削減を撤回することで改善することができる。
 同盟国を安心させ、アジア地域の安定に深く関与していくというメッセージを発信するために、米軍はその存在を南沙諸島や尖閣諸島といった緊張が高まっている地域周辺でもっとアピールすることもできる。

 平和を維持するのに道徳的な怒りやレトリックだけでは不十分だ。
 中国のような修正主義国家からの継続的な圧力は、最終的に他の国々をうろたえた反応や降伏に追い込んでしまう。
 大国が世界秩序の維持に貢献しない道を選べば、自国の利益を守るための資源がほとんどない国々は、ますます脅かされる一方となる。

(マイケル・オースリン氏はアメリカン・エンタープライズ研究所の日本部長で、wsj.comのコラムニストでもある)



ウォールストリートジャーナル     2014年 3月 05日 12:26 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304085204579420053428850192.html?mod=WSJJP_hpp_MIDDLENexttoWhatsNewsFirst

プーチン大統領けん制で西側に限界―経済的利害絡む
   By     MATTHEW KARNITSCHNIG, SELINA WILLIAMS AND WILLIAM MAULDIN

 米国と欧州の主要国はロシアに対し、ウクライナへの介入を理由に厳しい制裁を科すと警告しているが、難しい経済的現実に直面している。
 西側もロシアと同じように失うものがあるという現実だ。

 制裁はこれまで、イランやミャンマーなどといった国に国際的な圧力を加える主な手段だった。
 だが、ロシアの規模は大きく、西側との経済関係も入り組んでいるため、ロシアだけ孤立させることがはるかに難しくなっている。

 ロシアのプーチン大統領は4日、モスクワでの記者会見でこの点を突き、制裁が科されれば、すべての当事国が被害を受けるだろうと述べた。

 同大統領は
 「制裁を検討している人々は、まずもってその結末を考慮すべきだ」
と述べ、
 「現代の世界は、あらゆるものが相互に関係しており、誰もが互いに依存し合っている」
と指摘、
 「互いに害を与えることはもちろんできるが、それは相互の損害になるだろう」
と警告した。

 オバマ米大統領や他の西側指導者はロシアに対し、ウクライナに対する方針を撤回しなければ、深刻な結果に終わるだろうと警告した。

 しかし、ソ連崩壊以降、ロシアは欧州経済に深く関与しているため、西側との商業・経済的つながりを大幅に弱めようとすれば、双方に大きな経済的打撃になりかねない。
 それはエネルギーから輸送、金融まで多岐にわたるだろう。

 欧州各国はロシアに厳しい批判を浴びせている。
 しかし欧州では経済的な停滞が続いているため、域内の経済見通しを一層悪化させかねない措置を欧州指導者たちが承認する公算は小さい。

 インターファクス通信によれば、ロシア外務省報道官は4日夜、米国が実際に制裁に踏み切れば、ロシアは報復措置を講じると述べた。

 ロシアと米国との貿易・投資上のつながりはかなり小さい。
 米商務省国勢調査局によると、
 2013年の対ロシア貿易は米国の貿易全体のわずか1%にすぎない。
 ロシアからの輸入は燃料油を中心に270億ドル(約2兆7500億円)、米国からの輸出は航空機、乗用車、同部品を中心に112億ドルにとどまっている。
 輸入される燃料油は、昨年実績で640億ドル輸出した米国にとって、わずかな重要性しかない。

 米投資銀行ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのグローバル通貨戦略チーム(ニューヨーク)の責任者マーク・チャンドラー氏は、「米国の制裁はあまり効果がないだろう」と述べた。
 欧州がロシア非難に消極的にみえるだけに、制裁がもっぱら単独行動になるからだという。
 同氏は、ロシア向けの米銀融資は約200億〜300億ドルと推定している。

Lord John Browne, Former BP CEO talks to WSJ’s Simon Constable about the current situation in Ukraine and why it exposes Europe's need for a diversified energy supply.

 米国との関係とは対照的に、ロシアは主要な貿易相手である欧州と深い経済関係をもっている。
 このつながりは、欧州内部でロシアに近い国と失うものが少ない国との分裂を際立たせている。

President Barack Obama says Russia's military invasion of Ukraine could end up driving countries away from Russia, instead of closer to it. Meanwhile, the U.S. pledged $1 billion in loan guarantees to Ukraine. Photo: Getty

 旧ソ連崩壊以降、ロシアの市場がエネルギー価格上昇とともに成長するにつれて、欧州との貿易も膨らんだ。
 昨年1〜9月の欧州連合(EU)のロシアからの輸入額は1560億ユーロ(約2190億円)に達し、主として石油と天然ガスだった。
 この結果ロシアは中国に次ぐ第2の輸入先となった。
 一方、EUの輸出額は902億ユーロで、自動車、食料品など消費財が中心で、ロシアはEUにとって第4位の市場になっている。

Secretary of State John Kerry, during an emergency visit to Kiev, pledged aid to Ukraine's new government and warned the U.S. and its allies would impose sanctions against Russia if it didn't begin pulling troops from the former Soviet state. Photo: Getty Images.

 フランスのソシエテ・ジェネラルなど欧州の一部大手銀行はロシアとその周辺地域で大規模に営業展開している。
 JPモルガン・チェースによると、欧州銀行のロシア向け直接エクスポージャー(債権)は約560億ユーロで、ウクライナ向けは約150億ユーロとなっている。

 ロシアの自動車市場は、昨年急速に縮小するまで、欧州の最大の単一乗用車市場であるドイツを追い抜く勢いだった。
 世界の自動車メーカーは、ロシアの自動車組み立て工場や生産工場32カ所の大半に投資している。
 ロシア・メーカーとの合弁事業もある。

 例えば仏ルノーと傘下の日産自動車は、ロシア最大の自動車大手アフトワズに対する出資比率を今年半ばまでに74.5%に引き上げる予定だ。
 ルノーはウクライナでは5〜6%の市場シェアを持っている。
 米ゼネラル・モーターズ(GM)はサンクトペテルブルクで自動車工場を操業しており、オペルやシボレー・モデルを生産している。





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2014年3月5日水曜日

「国土を悪魔に売った国」③:大気汚染根治には「30年」かかるものだが中国は短期化できる

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●スモッグの中、全人代開幕を前に北京の国立博物館の屋根で警備する警察官(3日)
 ウォールストリートジャーナルより


サーチナニュース 2014-03-05 05:00
http://news.searchina.net/id/1525883

中国の大気汚染、根治に「30年」要するものだが、
わが国は現代の科学技術で「短期化」できる=中国



●(写真は「CNSPHOTO」提供)  

 中国科学技術部は3日、大気汚染防止の活動状況を報告し、
 「10年にわたる研究の結果、北京市や天津市、河北省の大気汚染は、内外の複数の要因が積み重なった結果として引き起こされたことがわかった」
と発表した。

  社会発展司の馬燕合司長は
 「国外での経験上、大気汚染は根治に30年の時間がかかるが、わが国はより短い期間で根治できるだろう
と主張した。
 人民網が報じた。
 馬司長によれば、大気汚染の内的要因は主に、大気汚染を引き起こす汚染物質の排出量が持続的に増加していることが該当する。
 また、外的要因としては、北京市および天津市、河北省は汚染物質の拡散に不利な地形、気象条件であることが該当するという。
  北京市および天津市、河北省では1960年代より、地上付近の風速が四季を通じて弱まっており、汚染物質が蓄積されやすく、スモッグが発生しやすい状況にある。
  馬司長は中国科学技術情報研究所の研究報告を引用し、
 「ロサンゼルス、ロンドン、パリなどの都市の大気汚染対策の経験によると、大気汚染は解消可能ではあるものの、解消には約30年かかる
と指摘、
 「現代の科学技術のもとで厳格に環境を管理すれば、わが国は長い時間をかけずに大気汚染を解決できる
と述べた。
  一方、馬司長は
 「大気汚染の解決のためには汚染源のコントロールやモニタリングの強化、厳格な管理と法執行を実施すると同時に、持続的な技術革新と産業構造の調整が必要となる」
と語った。


 ここまで悪くなってしまった環境汚染を根絶するには、すべての産業施設を数年間ストップするしか方法はないのではないか。
 経済成長を進めながら行う汚染対策など微々たる効果しか生まない。
 その効果も経済成長を若干遅らすという形で埋没してしまうだろう。
 環境汚染という悪魔が支配する国から離脱することは難しい。
 ただ被害の速度をいくらか緩めるだけであろう。
 中国は確実に経済成長から汚染成長へと舵を切っている。


ロケットニュース24 2014/03/05 3時間前
http://rocketnews24.com/2014/03/05/419008/

北京の大気汚染は「核の冬に匹敵する」と科学者が警告 
/ 食糧生産や観光業にも影響

 日本でもPM2.5が日々観測されるようになり、中国で深刻化する大気汚染が日本に及ぼす影響も心配されている。
 そんななか、太陽の光が届かないほど大気汚染が悪化している北京の状況は、「核の冬」に匹敵すると科学者が警告しているのである。

★・北京の大気汚染は「核の冬」に匹敵

 あまりにも深刻化している北京の大気汚染は、「核の冬」に匹敵すると警鐘を鳴らす科学者がいる。
 核の冬とは核兵器の使用により、大気中に放出された灰や煙の微粒子で、日光が遮られることによって起こる環境変動のことである。
 日照不足で植物が光合成を行えないと食糧生産にも影響しかねず、気候の寒冷化も懸念されている。

★・大気汚染が引き起こす数々の問題

 北京では、大気中のPM2.5濃度が1立方メートル当たり505マイクログラムに達する “爆表” 状態を記録。
 これはWHO(世界保健機関)が、安全と認める限界値25マイクログラムの20倍に相当する。
 大気汚染による視界の悪化で、飛行機は地上待機となり道路も閉鎖され、観光業も大きなダメージを受けているのだ。

★・大気汚染の防止対策

 北京を覆う有害なスモッグは、同市を取り囲む河北省の大工業地帯が原因とされている。
 河北省は、世界一大気汚染がひどい地域と言われており、昨年はPM2.5濃度が限界値を何度も超えている。

 そこで政府は大気汚染の防止対策として、昨年9月に河北省の特定の工場で新規事業を禁止し、旧式の鉄鋼・セメント設備の閉鎖を決定。
 2020年までに鉄鋼の生産量を40パーセント削減することに合意している。

 そして2月下旬、1週間以上悪臭を放つスモッグに覆われた北京でも、147箇所の工場で丸1日生産を停止。
 北京は「世界の主要都市における居住環境ワーストトップ40」の第2位にランクインしており
  “人間が住める環境ではない” と指摘されている。

 環境汚染は隣国にもおよび、もはや中国だけの問題ではなくなってきている。
 状況を早急に打開すべく、しっかりとした対策を講じてほしいものだ。

参照元:YouTube、Mail Online(英語)
執筆:Nekolas

▼北京を「核の冬」と称したニュース動画はこちら

Beijing blanketed in toxic smog for a week  163 回再生
公開日: 2014/02/26

▼スモッグで日光が届かない状態に


▼マスクを常に着用する市民


▼視界が悪く道路は渋滞


▼大きな建物もぼんやりとしか見えない





ウォールストリートジャーナル     2014年 3月 05日 19:41 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304278504579420662205695106.html?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond

支出額に反映されない中国の環境対策
言葉では意気込み示す
CHINA REAL TIME REPORT
   By     WAYNE MA AND BRIAN SPEGELE

 中国は今年の環境汚染対策の概要を明らかにし、新たな目標を導入するとともに、
 初めて「スモッグ」という言葉を使った。

 しかし、最も重要な「支出」はまだ不十分のようだ。

 財務省が5日に発表した報告書によると、
 2013年の環境保護とエネルギー保全向けの支出は
 前年比9.7%減の1800億元(約3兆円)
 これは昨年それら項目に割り当てられた予算のわずか約86%にすぎない。

 2012年には、そうした項目に対する支出は予算を上回り、23%増の約2000億元だった。
 それに対して、政府によると、昨年は軍事支出に約7200億元を投じた。

 李克強首相は今回、総力を挙げて環境汚染と闘う方針を表明した。
 5日の報告書では支出を前年から17%引き上げ、約2100億元とすることも要求している。

 首相は全国人民代表大会(全人代)出席のため人民大会堂に集まった代表団に対し、
 「われわれは大気汚染に宣戦布告し、貧困撲滅に対するのと同じ決意で闘う
と語った。

 だが、支出の減少は、全人代開幕を前に5日に発表された報告書で中国指導者たちが示した意気込みとは対照的だ。
 中国の最高経済企画当局は別の報告書で、汚染削減目標達成に向けて努力する意向を示すとともに、
 汚染源を作り出している人にその費用を負担させ、環境被害に対する責任を負わせる制度を導入することを明らかにした。

 「われわれは大気汚染の防止とコントロールに向けた行動計画の執行を強化し、北京・天津・河北大都市圏、長江デルタ、珠江デルタ(の大気汚染が深刻な地域)を中心に大気汚染の防止とコントロール対策の連携を強めていく」。
 報告書にはこう記されている。

 しかし、その言葉とは裏腹に、環境支出は減少している。
 報告書によると、環境支出の減少は政府が省エネ関連の一部補助金を打ち切ったことが原因。
 政府は今年に入ってからも省エネ家電の購入補助金を打ち切っている。

 その一方で、当局は今年、これまでの報告書では使っていなかった言葉を使い始めた。
 「スモッグ」だ。

 国家発展改革委員会(NDRC)は「資源消費と環境汚染の問題が際立っている」とし、
 「エネルギー保全と排出削減は大変な仕事だ。
 特にスモッグがたびたび国内の広範囲を覆い、人々の生活と健康に深刻な影響を及ぼしている」
と指摘した。

 これまでのNDRCの報告書では、問題解決の取り組みを説明するときでさえ、スモッグという言葉は使用していなかった。
 昨年の報告書では、
 「都市部の大気汚染の防止とコントロールを強化」し、健康に有害な微小粒子状物質「PM2.5」の監視の「取り組みを増強させる」
と述べていた。

 NDRCは窒素酸化物の排出量も大幅に削減すると表明している。
 窒素酸化物を圧倒的に排出しているのは石炭火力発電所と石油精製所だ。
 NDRCは2014年の窒素酸化物排出量を前年比5%削減するとしている。
 年間目標を設定するのは初めてだ。

 中国は窒素酸化物排出量を15年までに10年比10%削減するという目標を掲げている。
 しかし、国営新華社通信が昨年明らかにしたところによると、工業改革のペースが遅いことで、窒素酸化物排出量は10~12年にかけて2.8%増加した。
 これは工業を基盤とする経済の改革にあたって中国指導部が直面している課題を物語っている。

 「スモッグ」という言葉の使用は、北京や上海といった主要都市が記憶にある限りで最も長く、最も深刻な大気汚染の症状に近年見舞われていることへの認識を示すものかもしれない。
 China Real Timeは来年の報告書で「airpocalypse(大気の黙示録)」という言葉が使用されないかどうか、今後もこの問題を注視していく。



 ウォールストリートジャーナル   2014年 3月 07日 09:55 JST
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304278504579423863731033496.html?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond

中国産業界は「対汚染戦争」に出征せよ
By     WAYNE MA AND CHUIN-WEI YAP

[image] Getty Images

 【北京】
 中国は、スモッグを減らし、産業構造改革、特に大規模な国営企業の改革の迅速化などを含む
 対汚染戦争」の宣戦布告
をした。

 次の問題は、こうした強い影響力のある企業が、これまでの環境規制でもそうだったように対策を骨抜きにしてしまわないかという点だ。

 年に1回の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で中国政府は、鉄鋼やアルミ、セメント、石炭などエネルギー集約型重工業を対象にした一連の改革と汚染削減目標を示した。
 当局者は、大都市を悩ませ、国が厳しく管理しているメディアでさえも大きく取り上げている深刻な大気汚染に対処するものだとしている。

 李克強首相は5日の全人代での演説で、
 「スモッグは中国の大きな部分を覆っており、環境汚染は大きな問題になっている。
 これは非効率的で盲目的な開発への自然界の警告だ」
とし、
 「われわれは汚染に宣戦布告し、貧困との闘いと同様の決意でこれに臨む」
と強調した。

 同首相の発言は、大気汚染に関する中央政府のこれまでで最も強い意思表示であり、
 当局者が「スモッグ」という言葉を使ったのも異例だ。

 中国の経済計画のトップ機関である国家発展改革委員会(NDRC)は、主に発電所やセメント、鉄鋼所、自動車から出る窒素酸化物の年間排出量削減の目標を明らかにした。
 同委員会はまた、石炭のコストを高くするための資源税の見直しや、セメント、アルミ企業など大口需要家の電気料金を引き上げるための何段階かに分けた電力料金体系の導入を計画している。

 これらの業界はほとんどが、中央政府や地方政府が所有する企業によって支配されている。
 また、中央政府が同国経済を製造業、輸出、大型建設プロジェクトにあまり依存しない体質に転換する努力の一環として過剰生産能力を削減すると約束した業界でもある。

 調査会社NSBOのエネルギーアナリスト、Tian Miao氏は
 「この結果、国営企業の生産コストは高くなる」
とし、大気汚染防止のための設備改良などNDRCの今年の青写真に描かれた追加的措置で、財務面での負担が膨らむだろうと述べた。

 環境保護グループ、自然資源防衛協議会(NRDC)のシニアアドバイザー、Fuqiang Yang氏は、新しい改革と目標はこれまでのものより強力だとし、
 「過去には政府は行政措置によって(非効率的な設備を)閉鎖させたが、今回は経済の構造的変化をもたらすために石炭の資源税の改革などの措置を使っている」
と語った。

 一部のアナリストは、段階別電力料金体系によって、中国の主要アルミ生産地である河南省での生産コストは最大7.4%上昇する可能性があると推測している。
 一部の業界アナリストによると、中国の年間アルミ生産能力は約2700万トンだが、稼働率はその4分の3程度にすぎない。

 重工業を監督するある当局者は、段階別料金のマイナスの影響は財務面でのクッションを持たず大企業のように政治的コネもない小企業には厳しい打撃となるとみている。

 中国非鉄金属協会の副会長Wen Xianjun氏は、値上げ幅はそれほど大きくなるとは予想されないため、段階的料金の影響は「大打撃にはならないだろう」と述べた。
 その上で、
 「狙いは効率の悪い生産者の締め出しだ」
とし、
 「この問題は過剰能力という観点から見なければならない
と指摘した。

 新しい措置は必ずしも成果を生むとは限らない。
 例えば、新しい窒素酸化物排出目標は今年の排出を5%減としている。
 中国は既に、2010年水準に比べて15年までに10%減らす目標を設定している。
 しかし、11年には5.7%増加してしまい、その後の2年間は減少はしたが小幅だった。
 こうした過去の実績に基づくと、同国は15年の目標達成のためには、今後2年間で少なくとも年に4%は排出を減らさなければならない。

 一方、中国は17年まで鉄鋼生産能力を年間平均で2000万トンずつ削減する努力をしているが、国の後ろ盾のある鉄鋼業界団体によると、これまでのところ目標の半分程度しか達成されていないという。
 中国では目標達成が難しい施策を「豆腐法」と呼ぶ。

 5日の全人代では、鉱業と製鉄が盛んで大気と河川の汚染に悩まされている北部遼寧省・錦州の代表は、同市の経済構造を改革しようとしているが、非効率的な老朽化した設備を使っている工場の閉鎖は容易ではないと述べた。
 その上で、「こうした工場を閉鎖すれば、失業問題が発生する」とし、「市は難しい立場に置かれている」と語った。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月6日 6時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84341&type=0

中国の大気汚染対策で職を失うのは、農村部の工場従業員―香港紙

 2014年3月3日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストに
 「よりクリーンな空気のために代償を払うのは農村部の工場従業員や住民」
と題した記事が掲載された。
 4日付で環球時報が伝えた。

 中国政府は鉄鋼業における汚染削減の効率向上を推し進めており、河北省唐山市では昨年11月、大気汚染の大きな原因となっている製鋼所がいくつも操業停止に追い込まれた。
 閉鎖された製鋼所の近くに住む閻(イェン)さんは、工場に勤めていた息子の給与は4カ月分も未払いだと話した。
 工場が建っていた土壌汚染が浄化され、再び耕作地として利用できるようになるのはいつになるのかも分からないという。
 このように、汚染改善に向けた政策で、一番最初にダメージを受けるのは農村部の労働者や住民であり、職を求めて、離れていく労働者も多いという。

 中国では今、成長目標をただ追求するのではなく、環境保護を重視することが求められている。
 北京市に住む米経済専門家は
 「これまでの10年、高成長で雇用と社会の安定を保つことが中国政府内部の共通認識だったが、
 今ではこの考え方は疑問視されている
と指摘する。

 北京市などの都市で大気汚染が深刻化する中、隣接する河北省でも汚染削減への取り組みが進められている。
 河北省は2018年をめどに、鉄鋼産業における過剰な生産能力を7000万トン削減することを目指している。
 中でも、唐山市は製鋼所の生産能力を2017年に4000万トン、18年に2800万トン削減する計画だ。
 同市は予想される失業者数を公表していないものの、メディアは
 「目標達成には40万人分の再就職先を用意する必要がある
と指摘する。

 また、河北省は今年2月、鉄鋼関連企業の高炉・転炉19基を解体している。
 従業員の再就職に向け、現地政府は職業訓練や他の保障を提供することを約束している。
 経済専門家は
 「産業の高度化はエンジニアや金融専門家といった教育水準が高い人材により多くの雇用を創出する見通し。
 サービス業の発展は工場従業員の再雇用拡大につながる」
との見方を示している。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月8日 7時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84544&type=0

PM2.5対策で市場ニーズ激増、マスクの基準は未整備のまま―中国


●7日、大気汚染の問題が顕在化していることから、微小粒子状物質(PM2.5)対策に関連した市場ニーズが激増し、爆発的成長期を迎えつつある。

 2014年3月7日、大気汚染の問題が顕在化していることから、微小粒子状物質(PM2.5)対策に関連した市場ニーズが激増し、爆発的成長期を迎えつつある。国際商報が伝えた。

 各界のリーダーが大気汚染の対策や防止について話し合うフォーラムの第2回目がこのほど開催され、PM2.5対策市場の規模は10兆元(約167億円)に達することが明らかにされた。
 また業界基準が整っておらず、市場には規範化への期待があることがわかった。

 公開された資料によると、中国の防塵マスクの市場ニーズはPM2.5が出現した2012年に急増し、市場規模は13年に25億3000万元(約424億円)に達し、今後も増加を続けて15年は39億2000万元(658億円)に達することが予想される。

▽10億元規模の市場を基本的に形成

 煙霧の日が増えていることから、マスクが外出時の必需品になってきた。
 PM2.5に関する知識も普及してきて、普通の防塵マスクでは市場ニーズに応えられなくなっている。
 人々は特殊なマスクを選んで購入し、煙霧に備えている。

 こうした背景の下、13年にはPM2.5対策としてのマスク市場が爆発的成長期を迎えた。
 国内の販売枚数トップの緑盾PM2.5用マスクの場合、12年9月に発売され、13年には650万枚を売り上げ、累計販売枚数は800万枚に達した。

 PM2.5用マスク市場を俯瞰すると、2年間の競争の結果、3Mと緑盾が二大製品となり、その他のブランドが混戦模様を呈するという状況になった。
 インターネットショッピングサイトの京東、天猫、淘宝などで「PM2.5用マスク」と検索すると、妙鼻舒、RZ MASK、ウェスティングハウス、周林頻譜、佳佰、伊藤良品など数十種類のブランドがヒットする。

 中国産業用繊維製品産業協会の李桂梅(リー・グイメイ)秘書長(事務局長)によると、大気汚染の悪化がPM2.5用マスクへの巨大な需要を生み出し、企業は高機能の繊維製品であるPM2.5用マスクを開発し、市場で人気を集めるようになった。
 中国の高機能繊維生産技術が向上を続けるのにともなって、PM2.5対策の製品はこれから大いに発展することが予想される。

 PM2.5用マスクだけではない。H7N9(鳥インフルエンザ)などのウイルスを防ぐ機能を備えたマスクの市場ニーズも増加しており、市場には巨大な可能性があり、関連企業は相次いで研究開発に力を入れている。

 さきに緑盾PM2.5用マスクが使用する高機能繊維クリーンクールについて、米国の有名実験室マイクロバックラボラトリーズがH7N9の検査を行ったところ、4時間以内にH7N9の99%を殺傷(除菌)でき、インフルエンザウイルスの侵入を効果的に防ぐことがわかった。
 李秘書長は、
 「このことは中国のマスクやその他のPM2.5対策製品の開発にヒントを与えるもので、ますます多くの抗菌マスクや抗ウイルスマスクが研究開発されるものと確信する。
 これは消費者にとってはもとより、業界の発展にとっても、大きな影響を与えることだ」
と話す。

▽業界基準の制定が急務

 市場が急速に発展すると同時に、業界には混乱も起きている。

 業界に参入する際の基準や制限が市場規模の拡大とともに向上してはおらず、PM2.5を防ぐ機能を備えない「バッタもの」や低品質の製品が横行し、高品質のブランドに損害を与え、消費者の健康も損なっている。
 また一般用マスクの基準がないため、市場には工業用マスクを一般に利用するという状況がなおみられ、健康にとって巨大なリスクとなっている。

 上海市公安局の発表によると、昨年5月以来、上海市の警察は各地の警察と共同で、有名ブランドのニセ物マスクの製造・販売・保管拠点18カ所を摘発し、現場で「3Mのマスク」や半製品など90万点余りを押収し、金額は約4600万元(約7億7000万円)に上った。

 こうした動きについて、呼吸器疾患の専門家、鍾南山(ジョン・ナンシャン)氏は次のように話す。
 工業用マスクは密閉性が高く、PM2.5の侵入を防ぐことはできるが、呼吸が十分にできず、酸欠状態になったり、頭がクラクラしたりするので、長時間つけてはいられない。
 普通の人が工業用マスクを使用することは推奨しない。
 特に高齢者、呼吸器系や心臓血管系に疾患がある人は、このようなマスクを長時間使用しない方がいい。

 緑盾マスクを製造する上海興諾康綸繊維科技株式有限公司の趙丹青(ジャオ・ダンチン)董事長(会長)によると、現在の状況をみると、マスクに関する業界基準の制定が急務だ。
 基準がなければマスク業界の急速な発展は混乱を招くばかりで、市場全体が衰退に向かう可能性もある。企業に業界基準の重要性を認識してほしいという。

 中国産業用繊維製品産業協会は康綸公司の協力を得て、一般用マスク基準の提案草稿を作成した。国家標準化管理委員会に提出して、PM2.5用マスク市場の玉石混淆の状況を改善したいとしている。

ある業界関係者によると、基準は早ければ15年にもうち出されるという。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)



2014/03/08 20:32   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201403/CN2014030801002139.html

中国PM2・5、96%で基準超 74都市で調査

 【北京共同】中国環境保護省の呉暁青次官は8日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)で記者会見し、昨年1年間、中国の74都市で大気汚染の状況を調べた結果、約96%に当たる71都市で微小粒子状物質「PM2・5」が基準値を上回ったことを明らかにした。

 中国政府が定めた大気1立方メートル当たりのPM2・5の基準値は、年平均35マイクログラムだが、調査した全74都市の年平均値は72マイクログラムで約2倍を記録。基準を満たしたのはチベット自治区の区都ラサなど3都市にとどまった。



(2014年3月9日00時07分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20140308-OYT1T00764.htm

PM2・5濃度、北京は中国の環境基準の3倍

  【北京=蒔田一彦】中国環境保護省の呉暁青次官は8日、北京で開会中の全国人民代表大会に合わせて記者会見し、2013年の全国74都市の大気1立方メートルあたりの微小粒子状物質(PM2・5)の平均濃度が72マイクロ・グラムに達したことを明らかにした。

 中国の環境基準は1立方メートルあたり35マイクロ・グラムで、2倍超となった。

 北京市と、周辺の天津市、河北省を合わせた地域の年間平均濃度は環境基準の約3倍にあたる同106マイクロ・グラムに達し、汚染が特に深刻であることを裏付けた。

 呉次官は、大気汚染対策について、
 「我々は持久戦に臨まなければならない
と述べ、長期的な取り組みの必要性を強調した。



サーチナニュース 2014-03-11 17:07
http://news.searchina.net/id/1526545

中国の大気汚染、新基準をクリアしたのは74都市中3都市のみ=中国報道

 中国メディア・第一金融網は10日、中国政府・環境保護部の呉暁青副部長が8日、昨年導入した新たな大気汚染基準を満たしたのが74都市中チベット自治区のラサなど3都市にとどまったことを明らかにしたと報じた。

  記事は、昨年同部が観測を実施した74都市のうち、ラサ市、海南省海口市、浙江省舟山市を除く71都市で基準を超える結果となったと伝えた。
 また、2月下旬に発生した深刻な大気汚染について、汚染面積が日本の面積の2.5倍以上にあたる98万平方キロメートルに及び、河北省石家庄市では7日連続で重度以上の汚染を記録したことも明らかになったとした。
  呉副部長は
  「中国の大気汚染は非常に厳しい状況だ」
とし、
  「①.産業発展モデルの転換、
  ②.エネルギー消費構造の改善、
  ③.増えすぎている自動車汚染の抑制、
  ④.都市建設管理の強化
 を行ってこそ、大気汚染を徹底的に改善できる」
と語った。
  記事はこのほか、
★.特に大気汚染の激しい
 北京市、
 天津市、
 河北省地域
では大気汚染の基準クリア日数が全体のわずか37.5%にとどまったこと、
★.全国の大気汚染ワースト10に
 石家庄(河北省)、
 済南(山東省)、
 西安(陝西省)、
 鄭州(河南省)と
 4つの省都が含まれたこと
などを併せて紹介した。

 つまり、北京と天津、河北は日照は4割弱であり、「スモッグの冬」に閉ざされている、ということになる。


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月12日 5時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84704&type=0

大気の質が環境基準を満たしているのは74都市中わずか3都市
=最も汚染がひどいのはやはりあの都市―中国


●10日、大気汚染といえば北京ばかりが注目されがちだが、昨年中国の環境部門が測定したところによると、中国の74都市中、大気の質が環境基準を満たしているのはわずか3都市に過ぎなかった。写真は瀋陽。

 2014年3月10日、大気汚染といえば北京ばかりが注目されがちだが、昨年中国の環境部門が測定したところによると、中国の74都市中、大気の質が環境基準を満たしているのはわずか3都市に過ぎなかった。
 参考消息網が伝えた。

 この3都市は海南省海口市、チベット自治区ラサ市、浙江省舟山市。
 汚染が最も深刻だったのは北京市と天津市および両都市を取り囲む河北省。
 この地域では昨年スモッグ発生により日常生活に困難をきたした日数が年間の6割以上に及んだほか、PM2.5も平均106マイクログラム/毎立方メートルを記録し、世界保健機関(WHO)の安全基準を大幅に上回っている。

 最新データによれば、北京市、上海市、広州市などを中心とする中国の主要工業地帯の土地面積は全国の8パーセントにすぎないが、石炭消費量は全国の43パーセントを占めている。
 このうち北京市および周辺工業地域がもっとも石炭消費量が多く、この地域だけで汚染物質排出量は全国の30パーセントを占める。

 現在中国の主要大都市では環境対策が進んでおり、環境基準を順守しない企業は罰則を受けるなどの制度が整備されているところだ。
 だが環境保護主義者からは、この施策のためにかえって企業が地方へ移転し、環境汚染が全国に散らばるのではないか、との懸念も指摘されている。



サーチナニュース 2014-03-12 16:30
http://news.searchina.net/id/1526666

中国人の96%「身のまわりに泳げる綺麗な川がない」=中国報道


 中国で大気汚染と並んで深刻化している河川の水質汚染について、中国メディア・中国青年報が実施した調査で、参加者の約96%が「身のまわりに泳げる川がない」と回答したことが明らかになった。
 中国新聞社が12日報じた。  調査は、中国青年報の調査機関などがネットメディアなどを通じて実施したもので、約4万人が参加した。
 参加者の44.8%は農村居住者だった。

   アンケートの結果、
★.69.2%が「この10年で居住地の河川が汚染された」
と回答、
★.96.2%が「身のまわりに泳げる川があったらいいのにと思う」
と答えたことが明らかになった。
  また、「なぜ川に入れないのか」との質問に対しては
★.「工場汚水がそのまま排出されているから」との回答が48.5%
にのぼったほか、
★.「生活汚水の無秩序な排出」も29.9%
に達した。

  「どうしたら川の水がきれいになるか」という質問では、
★.45.9%が「汚水のみだりな排出を厳しく罰すること」、
★.26.3%が「政府の治水、監督を強化すること」
と回答した一方、
★.「一般市民も環境保護意識を持つこと」との回答も13.0%を占めた。

 海のない内陸部が国土の大半を占める中国では、河川が「水」と戯れる貴重な場であることは言うまでもない。
 幼いころの川遊びの経験は、心を豊かにするうえで大きな意味を持っているはず。
 子どもたちのためにも、きれいな川を取り戻してほしいものだ。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月15日 8時17分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84926&type=0

中国の大気汚染は食糧安全保障にも影響、「核の冬」状態も懸念―米華字メディア


●12日、中国で大気汚染が原因とみられるスモッグが激しさを増しており、食糧安全保障に対しても深刻な影響を及ぼしている。写真は蘇州の大気汚染。

 2014年3月12日、中国で大気汚染が原因とみられるスモッグが激しさを増しており、食糧安全保障に対しても深刻な影響を及ぼしている。
 2013年12月の中央経済工作会議で中国共産党が出した2014年マクロ経済計画では6項目の主要任務の1つとして「食糧安全保障の確保」が掲げられており、「ハイブリッドの父」袁隆平(ユエン・ロンピン)氏は「食糧危機は中国最大の災禍だ」と指摘している。
 米華字メディア・多維新聞が伝えた。

 韓国紙・朝鮮日報は12日、中国の食糧生産が10年連続で増加傾向を保っているとする記事を掲載した。
 2013年に中国の食糧生産高は初めて6億トンを超え、2012年の食糧自給率は87%となった。
 自給率が22.6%の韓国や31%の日本と比べれば良好な数字ではあるが、李克強(リー・カーチアン)首相は全国人民代表大会での政府工作報告において食糧生産と耕地確保や増産の重要性、食糧問題の深刻さを指摘した。

 2012年における中国の耕地面積はその12年前と比べて833万ヘクタールも減少しており、政府は食糧安全保障に強い危機感を抱いている。
 さらに、大気汚染が原因とみられるスモッグにより、日照量の減少や地表温度の下降など「核の冬」に類似するような影響が生じる可能性を専門家が指摘している。

 土壌汚染も深刻で、2013年12月に国土資源部が発表したところによると、中国では333万ヘクタールの耕地が汚染されている。
 また、水不足などの問題もあり、環境汚染に自然災害が加わることで、中国農業生産が大打撃を受ける可能性があるとみられている。


【■】
「国土を悪魔に売った国」①:中国「ハルマゲドン」、「核の冬」モドキで太陽を失う





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日本のナショナリズムが台頭:中韓そして米国への不信、「我々は自らを守らなければならない」

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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月5日 10時47分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84369&type=0

日本のナショナリズムが台頭、中韓そして米国への不信
=若手議員は「核武装」に言及―米紙


●4日、米紙・ウォール・ストリート・ジャーナルは、日本で若者の間でナショナリズムの台頭が顕著になり、中韓への好感度が低下し、米国を信用しない傾向が強まっていると伝えた。写真は韓国の「3・1独立運動」記念集会。

 2014年3月4日、米紙・ウォール・ストリート・ジャーナルは、日本で若者の間でナショナリズムの台頭が顕著になり、
★.中国韓国への好感度が低下し、
★.米国を信用しない傾向
が強まっていると伝えた。

 戦後、日本は「ざんげ者」として謙虚なイメージを見せてきたが、中韓などのアジア諸国との緊張が高まると、ナショナリズムが再び台頭をみせた。
 ライバル国との対立が深まり、戦争への反省を主とする心理に変化が起こってきたのだ。
 中国による近隣海域での力の誇示や、経済への先行き不安から、隣国に対してナショナリズムや不信感を見せ、時にはあからさまな敵意を示すこともある。

 これまでに日本のナショナリズムが高まったのは、戦前の1920~30年代だ。
 関東大震災や世界恐慌など、厳しい状況に置かれていた。
 当時と異なるのは、今日の日本が国際平和に数十年間にわたって貢献してきた民主社会であることだ。
 だが、政治学者の多くは、日本がナショナリズムに向かえば、社会は時計の針を巻き戻し得ると指摘する。

 一方の日本人は、自分たちが弱くなっていると感じている。
 世論調査では、中韓に対する反感がこれまでにない高まりを見せた。
 同時に浮かび上がってくるのが、米国への敵意だ。
 米国と中国が経済的な結びつきを深めていることから、一部の政府関係者と議員の間では日本が中国に攻撃された場合、米国が守ってくれるのかという疑念が生じている。

 米国が日本に自制を求め続けていることに不快感を抱いている人々もいる。
 とりわけ人々を不快にさせているのは、オバマ政権が安倍首相の靖国神社参拝を非難したことだ。

 ナショナリズム的傾向は若者の間で顕著になってきている。
 「世界の嫌われ者、韓国」や「中国は一線を越えた」といった極端な見出しで知られる月刊誌は、発行部数が2年連続で30%増加し、かつては50代以上が中心だった購読者は、現在は20代、30代が40%を占め、女性も多いという。

 また、新聞の世論調査では、30代の60%が安倍首相の靖国参拝を支持しており、他の世代を大きく上回っている。

 自民党は2012年12月に圧倒的勝利を収めて以来,社会の潮流の変化を受けて高い支持を集めている。
 新人議員の多くが衆議院入りし、安倍首相が国会で対中、対韓関係について意見を述べると、大きな拍手と合いの手を入れる。

 新人で34歳の武藤貴也衆議院議員は、
 「米国が超大国である時代はすでに終わっている。
 我々は自らを守らなければならない
と語った。
 日本はどうやって自国を守るのかという質問に対し、同議員はナショナリストの政治家でもほとんど口にしない「核武装」と答えた。






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中国国防費12.2%増、約13兆3千億円:4年連続2桁の伸び-「領海・領空防衛強化」

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●5日、中国の全国人民代表大会(国会に相当)の開幕に伴い、2014年の国防予算が公表された。それによると、2014年は8082億3000万元(約13兆4000億円)に達し、前年同期比で12.2%の増加。4年連続の2桁の伸びとなった。資料写真。


jiji.com (2014/03/05-10:09)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014030500083

中国国防費12.2%増=4年連続2桁の伸び-「領海・領空防衛強化」・中国全人代

 【北京時事】中国の国会に当たる全国人民代表大会(全人代)が5日、北京の人民大会堂で開幕した。
 李克強首相は就任後、初の政府活動報告で、経済、社会、行政、司法など幅広い分野で「改革の全面深化」を強調。
 全人代に合わせて公表された
 2014年の中央国防予算は前年実績比で12.2%増の8082億3000万元(約13兆3000億円)に達し、4年連続の2桁の伸びになった。

 政府活動報告では
 「平時の戦闘への備えと国境・領海・領空防衛の管理を強化する」
と明記。
 さらに
 「われわれは第2次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序を守り抜き、歴史の流れを逆行させることは決して許さない」
として、名指しはしなかったが、靖国神社に参拝した安倍晋三首相をけん制した。

 また14年の経済成長率目標に関しては昨年と同様、7.5%前後に設定した。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月5日 11時44分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84395&type=0

中国の国防費、4年連続の2桁の伸び=2014年は12.2%増、今後5年は2桁維持―中国メディア

 2014年3月5日、中国の全国人民代表大会(国会に相当)の開幕に伴い、2014年の国防予算が公表された。
 それによると、2014年は8082億3000万元(約13兆4000億円)に達し、前年同期比で12.2%の増加。4年連続の2桁の伸びとなった。
 新華社通信が伝えた。

 さらに、中国のGDP(国内総生産)成長率の目標も発表され、2014年は7.5%と明らかになっている。

 このほか、台湾・中国時報の報道によれば、中国機関紙は「人民解放軍は原子力潜水艦部隊を含む海軍の発展を重点に置く」と伝えている。
 さらに、空軍も拡大が予定されており、
 今後5年間の軍事費は2桁の伸びを維持する
という。



jiji.com  (2014/03/05-09:38)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014030500132

海空軍の戦力強化=アジア重視継続、中国警戒-米国防計画見直し



 【ワシントン時事】
  ヘーゲル米国防長官は4日、安全保障政策の指針となる
 「4年ごとの国防計画見直し(QDR)
を発表した。
 QDRは、アジア太平洋に戦略の重心を移すリバランス(再均衡)を堅持。陸軍を大幅に削減する一方、米軍の展開を阻害する中国やイランの「接近阻止・領域拒否戦略」を念頭に、海空軍の戦力維持・強化に資源を割き、抑止力低下を避ける構えを示した。

 昨年1月の第2期オバマ政権発足後、包括的な安保戦略の提示は初めて。
 QDRは、2012年1月の新国防戦略に続く重要文書として、政権の安保政策立案のガイドラインになる。 

 ヘーゲル長官は、アフガニスタンからの大規模地上部隊の撤収により、米国は戦時体制から脱却しようとしていると指摘。
 「QDRは国防をめぐり進展中の歴史的移行の意味を明らかにするものだ」と述べた。
 QDRは「アジア太平洋へのリバランスに引き続き貢献していく」と表明。
 20年までに、在日米海軍の増強を含め、海軍装備の6割を太平洋に配置すると明記した
 また
 「オーストラリアや日本、韓国、フィリピン、タイとの同盟強化がリバランスの中心
との認識を示した。

 中国については
 「接近阻止戦略やサイバー・宇宙空間の統制技術を用い、米国の強みに対抗しようとし続ける」
と警戒をあらわにした。
 北朝鮮の核・ミサイル開発も「重大な脅威」と断じ、北東アジアで強固な米軍の態勢を維持すると宣言。

 ペルシャ湾岸での米軍の態勢保持、サイバー戦能力の強化、特殊部隊の増員も盛り込んだ。
 将来の戦力構成では、アフガン撤収などを踏まえ、52万人の陸軍兵力を44万~45万人に削減。
 国防費抑制のため、A10対地攻撃機、U2偵察機を退役させる代わりに、接近拒否の環境でも威力を発揮するF35戦闘機や無人偵察機の開発・調達を継続する。
 新鋭の沿海域戦闘艦の調達数は52隻から32隻に下方修正するが、削減の恐れもあった空母は当面、11隻態勢を維持する。

 国防総省はまた、15会計年度(14年10月~15年9月)の国防予算案を発表。戦費を除く基本予算(一般経費)は4956億ドル(約50兆7000億円)で、前年度(要求ベース)比約5・9%の大幅減となった。ただ、
 オバマ大統領は、即応態勢の維持などに充てる経費として、国防予算とは別枠で264億ドルを割り当てた。


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月6日 15時1分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84447&type=0

中国が軍事予算を拡大、
「米国のアジア軍事覇権に挑戦する決意の表れ」―台湾メディア


●5日、中国の国会にあたる全人代(全国人民代表大会)で今年の軍事予算は約13兆4000億円であることが発表された。台湾・苹果日報は、「アジア太平洋地域の軍事的覇者である米国に挑戦しようという決意の表れだとする声がある」と指摘した。写真は中国の潜水艦。

  2014年3月5日、中国北京市で開幕した第12期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議で、2014年の軍事予算は8082億3000万元(約13兆4000億円)であることが発表された。
 2013年に比べて12.2%増え、ここ3年で最大の伸び率となった。
 台湾・苹果日報が伝えた。

 記事では、
 「中国経済が停滞し、米国など各国が軍事予算を削減する中、中国の軍事予算が拡大していることに関心が集まっている
とした上で、
 「アジア太平洋地域の軍事的覇者である米国に挑戦しようという決意の表れだとする声がある」
と指摘した。



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月6日 20時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84427&type=0

中国の国防費は今後も増加し続ける、少なくとも日本に追いつくまでは―中国軍事専門家


●4日、中国の軍事専門家は国内外で注目が集まっている中国の軍事予算について「日本並みになるまで高い成長を続ける」と語った。

 2014年3月4日、中国人民解放軍の退役少将で中国軍控・裁軍協会の上級顧問を務める軍事専門家の徐光裕(シュー・グアンユー)氏が取材に応じ、国内外で注目が集まっている中国の軍事予算について語った。
 5日付でフェニックステレビのニュースサイトが伝えた。

 徐氏は増大を続ける軍事費について「2つの結論を見いだしている」と話す。
 まず、中国の軍事予算は今後も増加し、先進国並みになれば高い成長は不要となるだろうと指摘。
 2けたの高い成長とはいえ、中国の軍事予算は1人当たりで見れば約5万7000ドルと低い水準にとどまっており、少なくとも日本の自衛隊と同水準の20万~30万ドルになるまでは高い成長を続けるとの見通しを示した。

 徐氏はまた、中国は2けた成長を続けているといっても現状に至るまでには長い期間を要しており、長期にわたって他国の後塵を拝してきたと指摘。
 他の大国と同水準になるにはやはり長い期間を要するとし、欧米諸国の警戒にいちいち構う必要もなく、それぞれが自分のペースで走らなければならず、速すぎても遅すぎてもいけないと述べた。


 中国は強くなる前に傲慢になってしまった。
 ために、周囲といさかいをおこしてもそれと抑えこむことができない。
 いつもいつも「強く抗議する」という常套句を使うだけで実際の力の威圧ができない
でいる。
 ために、張り子のトラの解放軍、ラッパだけが盛大な中国ということになってしまった。
 しばらくは、強くなる道を歩むことになるだろう。


朝鮮日報 記事入力 : 2014/03/06 10:30
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/06/2014030601428.html

【社説】世界の流れに逆行する北東アジアの軍拡競争

 韓半島(朝鮮半島)を含む北東アジアが世界の火薬庫となりつつある。
 中国の李克強首相は5日の全国人民代表大会(全人代)で、今年の中国の国防費が前年比で12.2%増の8082億2000万元(約13兆4460億円)になることを明らかにした。
 中国の国防費は金融危機の影響を受けた2010年のみ7.5%と1桁の伸びにとどまったが、1989年以降は毎年10%以上の高い伸びを示している。
 このままでは10年後、あるいは遅くとも32年ごろには米国を抜いて軍事費で世界1位となる見通しだ。

 これに対して米国の国防費は4日(現地時間)に発表された「4年ごとの国防計画見直し(QDR)」で
 「(現在50%ほどの)アジア太平洋地域に駐屯する米軍の配分を、2020年までに60%にまで引き上げる」
との方針を示し、また日本も2年連続で防衛費を増額した。
 日本は安倍政権発足直後の昨年、11年ぶりに防衛費の増額に踏み切り、今年も前年比2.8%増の予算が組まれている。
 昨年以降表面化している
 「米国・日本対中国」という構図
が軍事費を通じてもあらためて明確になったわけだ。

 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、2012年における世界の軍事費総額は1998年以来14年ぶりに減少した。
 米国、英国、フランス、ドイツ、イタリアなど欧米の主要国が一斉に軍事費の支出を大きく減らしたためだ。
 これに対してアジア、とりわけ北東アジアは各国が軍備拡張競争を行う世界でほぼ唯一の地域となった。
 北東アジアが世界の流れに逆行する今の現実は、地域の平和にとっても大きな脅威となりかねない。

 中国全人代で李克強首相は
 「われわれは軍隊の実戦能力を常に向上させていくだろう
と前置きした上で
 「歴史の車輪を逆に回すことは絶対に認めない」
と訴えた。
 特定の国を名指しこそしなかったが、歴史問題で逆行する日本を念頭に置いた発言であるのは間違いない。
 中国と日本は東シナ海で尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権をめぐる対立を続けており、双方の巡視船や航空機が常に対峙(たいじ)する緊張した状況が1年以上にわたり続いている。
 もし両国で何らかの小さなミスや読み違いが発生した場合、いつ大規模な紛争に発展するか予想もできない状況にあるのだ。

 韓国の国防費は中国の5分の1以下で、日本と比較してもほぼ半分しかない。
 それにもかかわらず今年の国防費は前年比で3.5%の伸びにとどまった。
 福祉関連予算の急増や経済状況などを考慮した場合、国防費を大幅に増やすことは決して簡単ではなく、また中国や日本と同じ規模の国防費を使うこと自体が賢明なことではない。
 また韓国は中国と日本との対立よりも先に、核兵器とミサイルで武装した北朝鮮の脅威にまずは対処しなければならない。
 韓国の活路は最終的に韓米同盟と周辺の主要国に対する外交の中に見いだすしかない。
 北朝鮮への対応や北東アジア諸国間の対立など、韓国は周辺のあらゆる情勢を念頭に置いた国家戦略を今こそ取りまとめていかねばならない。


 中国が軍事費を拡大すれば、それを脅威に感じる周辺諸国も自国防衛の対応に走りざるを得なくなる。
 つまり現在にあっては
 「中国とはアジアのトラブル・メーカー
だということになる。
 トラブル元が動けば、それにつれてその方向に周辺は動くしかない。
 中国がトラブルメーカーになりえたのは、開放経済によっての急激な経済成長によっている。
 となれば、それを見た周辺諸国は自分たちも開放経済を為さないと中国にミスミス飲み込まれてしまうと感じてくる。
 軍拡と同時に周辺諸国が自国の経済成長に軸足を置くことになる。
 つまり、軍拡が経済成長を誘引することにもなる。
 アジア成長の刺激は、なんといっても中国の経済発展と軍事拡大によっている。


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月8日 6時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84531&type=0

中国の国防費13兆円、前年比12%増加分の用途を解説―中国メディア

 2014年3月7日、第12期全人代第2回会議に提出された予算案によると、2014年の中国の国防予算は前年比12.2%増の約8082億3000万元(13兆6000億円)となった。
 中国の国防費は4年連続で二桁の伸びを続け、初めて8000億元を突破した。
 人民日報海外版が伝えた。

■合理的な増加幅

 「この増加幅の維持は合理的であり、国家の安全を維持するうえで正当な需要でもある」。
 全人代代表を務める軍事科学院の陳舟(チェン・ジョウ)研究員は5日の取材にこう述べた。

 国際戦略問題を長年研究している軍事専門家である陳氏は
 「国防費の規模は国の経済・社会発展水準に適応したものであると同時に、国防上の必要性にも適応したものである必要がある」
と指摘。
 「世界第2位の経済大国としては、中国の軍事費総量は低めだ。
 世界の主要国の軍事費は対GDP比で2~4%が一般的だが、中国は約1.5%に過ぎず、米国の4%を大きく下回る。
 1991から2013年までの世界各国の軍事費の対GDP比は平均2.6%だったが、中国は1.28%に過ぎない。
 世界の主要国と比べ、中国の国防費は対GDP比においても、国民1人当たりでも、軍人1人当たりでも、比較的低い」
と述べた。

 また
 「現在中国の周辺環境は穏やかでなく、テロなど非伝統的な安全保障上の脅威も軽視できない。
 このことから、われわれは国防建設への資金投入を強化することを必然的に求められている。
 そうして初めて中国の特色ある軍事変革を持続的に推進し、国の安全を確実に保障することができる」
と指摘した。

■全資金を戦力建設に

 「中国の国防費の増加は適度なもので、規模は限られたものだ」。
 解放軍総後勤部の孫黄田(スン・ホアンティエン)副部長は
 「われわれは資金投入が比較的少なく、効果が比較的高い国防・軍近代化の道を揺るがず歩み続け、全ての資金を戦力建設の肝要な部分にしっかりと用いる」
と表明した。

孫氏は今年の国防費の増加分の主な用途として次の3つを挙げた。

(1).世界の新たな軍事変革の趨勢に順応し、中国軍の武器・装備の近代化水準を着実に高め、武器・装備の全体規模の抑制を前提に、立ち後れた装備を淘汰・更新し、旧式装備をアップグレード・改造する。

(2).国の経済・社会発展に順応し、末端部隊の勤務、訓練、生活環境を重点的に改善する。

(3).軍の体制編制と政策制度の調整・改革を踏み込んで推進し、軍民融合の深い発展を推進し、軍管理システムの近代化を加速する。

 孫氏は
 「中国は発展途上国で、人口が多く、基盤が弱く、経済発展と民生改善が最優先だ。
 国防費の増加は適度なものであり、規模は限られたものだ。
 世界の主要国と比べ、中国の国防費は対GDP比でも、国民1人当たりでも、軍人1人当たりでも、比較的低い水準にある」
と指摘した。

■中国の国防費は透明で完全に公開している

 近年、中国の引き受ける国際的義務は日増しに増加している。
 アデン湾、ソマリア沖での護送はすでに常態化し、国際救援活動にしばしば人道部隊を派遣している。
 中国は国際平和維持部隊を国連安保理で最も多く派遣している国でもある。

 陳氏は
 「中国は責任ある発展途上の大国として、国際的な責任や義務を日増しに多く引き受けている。
 国際平和維持活動、合同対テロ活動、国際救援活動、護送活動は、いずれも資金力と物的保障をより多く必要とする。
 海外での任務遂行に必要な経費は、国内の通常の経費の数倍、任務によっては数十倍にも達する」
と指摘。
 「中国の適度な国防費の増加、国防力の強化は、世界平和に対する重要な貢献でもある」
と述べた。

 中国にはいわゆる「隠れた軍事費」があるとの非難について、かつて『軍事透明論』を著した陳氏は
 「魂胆を抱いている者でさえなければ、中国の軍事的透明度が大幅に増加し、中国軍の開放度と透明度がかつてない水準にあることは誰もが認める」
と指摘した。

 中国政府は1998年以降、隔年で国防白書を発表し、国防費の投入規模と用途を詳細に説明。
 2007年には国連軍事費透明制度にも正式に参加し、毎年国連に軍事費報告を提出している。
 「中国の国防費は完全に公開されており、透明だ」
と陳氏は指摘した。

(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)






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2014年3月4日火曜日

経済成長率目標7.5%に:増え続けるゴーストタウン、それでも終わらない中国の開発ブーム

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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月4日 8時35分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84295&type=0

中国経済の成否を占う6つの注目点=経済成長率目標7.5%
―金融・通貨・企業の大胆改革、全人代で決定へ


●5日、中国で国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕、12日までの日程で課題と対応策を討議する。市場関係者は会議で打ち出される「2014年のマクロ経済運営の基本方針」とその後の討議内容に耳目を集中している。写真は全人代が開かれる北京・人民大会堂。

 2014年3月5日、中国で国会に相当する全国人民代表大会(全人代)が開幕、12日までの日程で課題と対応策を討議する。中国の景気減速と金融システム問題は、米国の金融緩和縮小と並ぶ世界経済の不安材料。世界の市場関係者は会議で打ち出される「2014年のマクロ経済運営の基本方針」とその後の決定事項に耳目を集中している。

 昨年の全人代で習近平・李克強執行部は、物価上昇率と通貨供給量(マネーサプライ、MM2)増加率の目標を引き下げる一方、実質国内総生産(GDP)の上昇率目標を12年と同じ7.5%に据え置き、安定重視の方向性を打ち出した。
 しかし、景気減速が鮮明となった上に、6月には短期金利の急騰で「影の銀行」への懸念が広がったため、大胆な金融改革案を緩め、景気対策に転じた。

 この結果、経済成長率は7.7%と12年の実績と同水準を確保。
 消費者物価上昇率も目標の3.5%を下回る2.6%と抑制されたが、M2は13.6%と「13%」の目標をやや上回った。
 国有企業や地方政府の過剰設備、過剰債務問題への対応、金融健全化は先送りされた。
 問題の先送りによる成長維持は、先行きのリスクを高めるため、今回の全人代で構造改革と安定成長を両立させるための具体的な方策が示されるか注目される。

 市場関係者によると、今年の全人代における6つのポイントは以下の通り。

(1)金融財政システム改革

 中国経済をインフラ投資主導型から消費とサービスを中心としたモデルに転換させるためには、金融財政システムの抜本的な改革が必要である。
 金融システムの改革により構造的不均衡が是正されるか。
 地方政府を中心に膨れ上がった債務によって歪められている財政運営に大胆なメスが入るか。

 中国銀行監督委員会は昨年、短期インターバンク金利の乱高下によって起こる歪(ひずみ)を是正する目的で銀行に対し、現金、その他の資産について一定額以上の保有を義務付ける措置を決定した。

 中国政府は2009年以降の15兆ドルに及ぶ貸し出しの増加が持続不可能な国家資産とインフラ投資ブームを引き起こしたと認識。
 より深刻な問題は、政府が大銀行による正規の融資を制御しようとしても、信託その他の資産運用商品に対して監督することができずに、大量に漏れて債務の急拡大を招いてしまうこと。
 山積する不良債権問題を処理するためかつて各国が行ったようにバッドバンク(不良債権受け皿会社)を創設することも検討している。

 人民元は現在1日当たりの変動幅が対ドルで上下1%以内と定められているが、この変動幅を広げることで、人民元の自由化を進めることも打ち出される見込みだ。

(2)経済の安定成長

 経済成長については昨年実績より0.2%低い7.5%の成長率を発表することになろう。
 鉱工業生産も、対前年9.5%,と2013年より0.2%低下するとの見通しが打ち出される。
 政府は先進国経済の回復による輸出増と国内の都市化の進行により、実現可能と見ている。

(3)インフラ事業など投資の抑制

 政府は既に設備過剰となっている鉄鋼、セメント、アルミニウム、ガラス、造船などの業種を対象に、2017年までの新規投資計画を差し止める措置を取っている。
 道路、橋や政府関係の建造物については、政府として国全体の福祉に大きく貢献するものでない限り、認めないとの大方針を貫けるか。

(4)企業の統合・合併の促進

 非効率企業の整理・合理化については、技術革新を推進し、省エネ、環境保全、新世代IT産業、バイオ、新規エネルギー、新素材など戦略的新規産業を育成強化する方策が打ち出される。
 そのカギとなるのは、企業の統合、合併である。
 政府は国有企業の高利益を中央政府に還流すべきであり、再投資のために留保することは許されないと強調している。

(5)汚職の徹底追求

 習近平政権は反汚職キャンペーンを積極的に展開。高官数10人が逮捕され、全共産党政治局員の訴追もあり得る事態となっている。
 習氏は「ハエだけでなく虎も」と平等に捉えると宣言しているが、既得権益層からの反発も強く、どこまで切り込めるか。

(6)行政の管理強化と透明性の向上

 「中国の夢」を強く打ち出し、内外にアピールすることになろう。
 昨年秋の三中全会で打ち出された「資源配分にあたって市場に決定的な役割を果たさせる」はスローガンにとどまっているが、その具体策が盛り込まれるか。

 自由貿易試験区(特区)が昨年9月に上海でスタートし、金融、健康医療保険、人材育成など18業種を外資に開放したり、人民元の国際取引を自由化するなど、大胆な規制緩和が進行。
 日本の銀行、企業をはじめ外国企業の進出ラッシュが起き、さらなる改革開放の試金石として世界中から脚光を浴びている。
 この特区制度を他の地域にも拡大する計画もあり、その行方が注目される。

(Record China主筆・八牧浩行)



レコードチャイナ 配信日時:2014年3月4日 8時3分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84306&type=0

それでも増え続けるゴーストタウン、
中国の終わらない開発ブーム―中国メディア


●3日、中国産経済新聞報は、急激な都市化が進んでいる中国において、全国各地に増え続けているゴーストタウンについて報じた。写真は河南省鶴壁市のゴーストタウン。

 2014年3月3日、中国産経済新聞報は、急激な都市化が進んでいる中国において、全国各地に増え続けているゴーストタウンについて報じた。

 近年、経済発展にともない新たに都市を建設したものの、人が移り住まないために街が荒れ果てる「ゴーストタウン」が増加している。
 こうした不動産バブルのなれの果てとして最も有名なのは、内モンゴル自治区オルドス市だ。
 だが似たような有名ゴーストタウンは、江蘇省、河南省、湖北省、遼寧省、雲南などにも存在する。
 統計によれば、昨年だけで中国各地に12ものゴーストタウンが生まれた。

 一方、「ベットタウン」の人気は上々だ。
 北京を例にとると、都心の不動産価格高騰と購入制限政策などにより、サラリーマン世帯は都心部を追われ、郊外に家を購入するほかない状況だ。
 ただし、通勤族にとって通勤時間の長さや交通網の不便さは悩みのタネとなっている。
 生活に大幅な制限が加えられるため、ベットタウンの人気も長続きはしないだろう。

 ゴーストタウンやベットタウンの出現について専門家は、
 「都市開発にあたり不動産に対する需要や市民の購買能力を考えなかったため、供給過剰に陥った。
 開発は規模の大きさばかりをめざすのではなく、都市の規模や必要に合ったものにすべきだ」
と提言している。



サーチナニュース 2014-03-04 12:39
http://news.searchina.net/id/1525826

2014年の経済成長率は8%=中国人専門家、米NYで発言

 中国国際経済交流センター(CCIEE)の鄭新立常務副理事長は3日、滞在中の米国ニューヨークで取材に応じ、中国の2014年における国内総生産(GDP)伸び率は前年比で8%との見方を示した。
 中国新聞社が報じた。

 鄭常務副理事の経済成長予想は、これまでに示された見方の中では「強気の部類」に属する。
  鄭常務副理事長は2013年におけるGDP伸び率が7.7%だったことついて
 ◆世界的な金融危機の影響で輸出額の伸びが大幅に減速した
 ◆消費の伸びが輸出の減速を十分に補うにはいたらなかった
――ことの影響と述べた上で、
 「投資の増加は正常なレベルを維持した」
と指摘した。

  鄭常務副理事長は、
「2014年には経済の構造調整へのこれまで以上の注力を通じて、社会資本の公共サービス、戦略的新興産業、インフラへの投資が促進される」、
「消費の増加と投資の維持が大きく奏功する。発展方式の転換は経済の比較的急速な成長を後押しする」
と述べ、2014年における中国経済の伸び率を8%と予測した。

 中国経済はしばらくは7.5%-8%の成長を維持するので「2020年には2010年の2倍のGDPを達成」など、今後10-20年内は、発展目標を実現することが可能という。
 鄭常務副理事長は
 「金融危機の発生前に中国は連続10年間でGDPの2けた成長を実現した」
と指摘し、
 「中国の経済成長はやや減速しているが、世界的に見えれば急速な部類に属する」、
 「2013年の経済成長率7.7%の、世界全体の経済成長に対する貢献率は30%」
と述べ、中国の経済成長が世界に大きな影響を与えていると強調した。

  鄭新立氏が常務副理事長を務める中国国際経済交流センターは2009年に発足した、経済の研究・交流のための組織であり、コンサルタント業務も行っている。
 主管は中国政府・国家発展改革委員会(発改委)で、理事長は元副首相で1998-03年に発改委主任を務めた曾培炎氏(1938年生まれ)。
  2014年の中国の経済成長率については、多くの専門家・研究者が7%-8%と予測している。
 鄭氏の「8%発言」は強気の部類に属する。



レコードチャイナ 配信日時:2014年4月6日 21時57分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=86123&type=0

不動産バブルが世界を覆う!
中国ではゴーストタウン化も=米英加の都市にも波及―スペイン紙


●4日、世界中で不動産バブルが膨張を続けており、中国では多くの都市でゴーストタウン化が見られる。写真は内モンゴル自治区オルドスのゴーストタウン。

 2014年4月4日、人々が恐れる不動産バブルはすでに一部の国に深刻な結果を招いているが、依然として至る所で膨張を続けている。
 中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

 スペイン紙エル・ムンドは2日、欧州中央銀行のマリオ・ドラギ総裁がユーロ圏における不動産バブルのリスクを警告したと伝えた。
 ロンドンはその典型的な例だろう。そのほか、ブラジルや中国、トルコなど経済発展が急速に進む国や、北米のマイアミ、サンフランシスコ、トロントなどの大都市、さらには11年に不動産取引が許可されたキューバなどが、不動産バブルの脅威に直面している。

 2013年、ロンドンの住宅価格は12%上昇。今年1月だけでも平均住宅価格が9875ユーロ(約138万円)値上がりした。
 チャールズ皇太子も
 「ロンドンの住宅価格の上昇で才能ある若者が逃げていくだろう」
と言及。多
 くの英国人は高い利益が得られるという理由で、自身の所有する住宅を不動産市場へ投入している。

 北米のサンフランシスコ、マイアミやカナダのトロントでも住宅価格の上昇と部屋不足の問題が見られる。
 サンフランシスコの家賃は昨年12.3%上昇し、家の購入も敷居の高いものとなった。
 マイアミでは経済危機で住宅価格が一度下がったものの、安い価格が世界中の購入者を引きつけたことで、価格が反騰した。
 トロントの住宅価格は危機の間も上昇し続け、これに対しカナダ銀行(中央銀行)は政策金利を1%に据え置き、多くの人がより簡単に住宅ローンを組めるようにした。

 キューバの不動産バブルは特に興味深い。
 2011年に政府が不動産取引を許可して以来、住宅価格は上昇し続け、非合法の仲介業者まで現れた。
 また、ブラジルではサンパウロとリオデジャネイロの住宅価格が2008年以来上昇しており、トルコも不動産バブルの脅威からは逃れられない状況だ。

 中国も以上の状況と大差はないが、唯一違うのは不動産バブルの誘発ルートだろう。
 中国では中産階級が増大し、政府は不動産市場を開放、多くの大都市で住宅建設が大々的に実施された。
 しかし、多くの購入者は投資目的であったため、新設された郊外の住宅地はゴーストタウン化。
 中国では史上最悪の不動産バブルに陥っている。






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「世界を震撼させる中国人移民、なぜ至るところで“排除”されるのか」:2013年には930万人

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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月4日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84248&type=0

なぜ中国人移民は世界中で嫌われているのか?
広がる排除の動き―中国紙


●1日、国際先駆導報は記事「世界を恐れさせる中国人移民、なぜいたるところで“排除”されるのか」を掲載した。写真は米ニューヨーク市クイーンズ区フラッシング。中国人移民が多く住んでいることで知られている。

 2014年3月1日、国際先駆導報は記事
 「世界を震撼させる中国人移民、なぜ至たるところで“排除”されるのか」
を掲載した。

 カナダ政府は2月11日、投資移民・起業家移民制度の終了を発表した。
 数万人もの中国富裕層が移民申請中だったが、その門が閉ざされたことになる。
 昨年末に発表されたフーゲワーフ長者番付によると、富裕層の64%は移民を申請中、または検討している。
 子どもの教育、政治リスク、退職後の生活、環境汚染などが主要な理由となった。

 特に2012年以後、中国人移民の流入は各国メディアの注目を集めるようになった。
 それと同時に反発する動きも目立つようになっている。
 中国人移民が多いバンクーバーでは不動産価格高騰の理由は中国人移民流入にあるとの認識が広がっている。
 ニューヨーク、サンフランシスコ、シアトルなど米国の大都市でも不動産価格の高騰、米国人のビジネス機会減少の元凶として中国人への反感が広がった。
 中国人富裕層の財産は汚職や詐欺、違法な所得によるものだと考えている人も多い。

 また、中国人がマナーをわきまえないとの反発も根強い。
 ニュージーランドでは中国人の飲酒運転、交通違反、ひき逃げなどは許しがたいとの怒りが広がっている。
 中国人移民、とりわけ富裕層の移民のイメージを変え偏見を排除するには、中国人移民自らの努力が必要となるだろう。



【資料】


サーチナニュース 2013-12-19 15:08
http://news.searchina.net/id/1518884

経済急成長の中国、一方では海外移住者が急増・・・930万人に

  米国人の行動・生活様式などを研究している米国の組織、ピュー・リサーチ・センターによると、
 中国人の海外移住者1990年の410万人から
 2013年には930万人
と急増した。
 移住者を出している国としての順位も90年の世界第7位から、13年には第4位に上昇した。

   国籍などとは別に、「生まれた国以外の国で生活している人」を移民として、調査した。 
  1990年時点では、移住者の出身国として最も多かったのは
 ロシアで、国外で生活する移住者の合計は1270万人だった。
 第2位以下はアフガニスタン(730万人)、
 インド(680万人)、
 バングラディシュ(560万人)、
 ウクライナ(560万人)、
 メキシコ(500万人)と続き、
 中国は世界第7位の410万人だった。
  第8位から第10位までは
 英国(410万人)、
 パキスタン(360万人)、
 イタリア(350万人)
だった。

  2013年になると、
 第1位はインド(1420万人)で、
 メキシコ(1320万人)、
 ロシア(1080万人)と続き、
 中国は世界第4位の930万人
だった。   
 第5位以下はバングラディシュ(780万人)、
 パキスタン(570万人)、
 ウクライナ(560万人)、
 フィリピン(550万人)、
 アフガニスタン(510万人)、
 英国(500万人)
だった。

  移住者の出身国としては、経済または政治的に混乱している国が多いことが目立つ。
 典型的なのはロシアで、ソ連崩壊などで極めて厳しい情況にあった1990年時点では生活の拠点を海外に移した移住者が極めて多かったが、2013年には順位でも人数そのものでも後退した。

  中国は1990年に約1兆9000億元だったGDPが2013年には約17兆9000億元と10倍近くになるなど(物価変動分を調整した数字)、改革開放政策の本格化で経済規模が急拡大したにもかかわらず、国の外に生活拠点を移す移住者が急増した。
    全世界における移住者の総数は1990年の1億5400万人から、2013年には2億3200万人に増えた。
 同時期に世界の人口が52億7000万人から約70億人に増加しているので、人口全体に占める移住者の総数は2.9%から3.3%に上昇したことになる。
   移住者を最も多く受け入れているのは米国で、1990年の2300万人から2013年には4600万人に増加した。


 わかりやすく2013年での移住者をリストする。
1].インド(1420万人)
2].メキシコ(1320万人)
3].ロシア(1080万人)
4].中国(930万人)
5].バングラディシュ(780万人)

6].パキスタン(570万人)
7].ウクライナ(560万人)
8].フィリピン(550万人)
9].アフガニスタン(510万人)
10].英国(500万人)


レコードチャイナ 配信日時:2014年3月3日 22時34分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84292&type=0

日本各地で減少する中国人労働者、
福岡県では依然過半数確保も減少傾向続く―華字メディア


●3日、福岡県内の外国人労働者が前年同期比14.8%増加し、過去最高を記録した。写真は東京で開かれた留学生向けの就職・転職フェア。

 2014年3月3日、日本華字メディア・日本新華僑報網によると、福岡県内の外国人労働者が前年同期比14.8%増加し、過去最高を記録した。

 福岡労働局が公表したデータによれば、2013年10月末時点で県内の外国人労働者数は1万5952人。
 特に増加が顕著なのは、ネパール人やベトナム人の労働者。
 福岡労働局は、
 「日本語学校などの機関がこれらの国の留学生を引きつけた結果、増加に至っている」
と分析している。

 一方、外国人労働者の過半数を占めているのは依然中国人なのだが、近年は減少傾向にあるという。
 中国人労働者の減少傾向は、香川県でも見られており、福岡県同様、香川でも中国人は外国人労働者全体の過半数を占めているものの、2013年10月末時点では前年同期比8.5%減少している。






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中国のダブルスタンダード:グローバル企業の製品、中国ではリコール対象にならず

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レコードチャイナ 配信日時:2014年3月4日 5時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=84290&type=0

グローバル企業の製品、中国ではリコール対象にならず
=二重規範が不満を招く―中国メディア


●28日、洗濯乾燥機に発火の恐れがあるとして、東芝ホームアプライアンス株式会社はこのほど、問題となった製品のリコールを全世界で実施することを発表した。写真は中国の東芝広告。

 2014年2月28日、洗濯乾燥機に発火の恐れがあるとして、東芝ホームアプライアンス株式会社はこのほど、問題となった製品のリコールを全世界で実施することを発表した。こ
 れまでのやり方と同様、このリコールは中国市場を対象外とした。
 経済参考報が伝えた。

 東芝を含む各グローバル企業の問題製品の世界的なリコールは、中国市場をわざと見落としているが、これにはどのような原因があるのだろうか?
 専門家は、
 「この現象の裏側には、関連法や製品基準の不備といった問題がある。
 法律を整え、国家強制性基準の制定が焦眉の急となっている」
と指摘した。

◆東芝の問題製品、中国市場は対象外

 東芝ホームアプライアンスはこのほど、2005年7月から2011年11月に生産された30機種、計58万3000台以上の洗濯機の無償修理・点検を実施すると発表した。
 これは、縦型の洗濯乾燥機が発火事故を起こしたためだ。
 東芝の分析によると、洗濯機内部の配線が運転中の振動で断線し、火花が発生し発火したという。

 また東芝の発表によると、中国市場は今回のリコールの対象外となる。
 東芝が今回リコールを発表した製品は生産期間が長く、品質面のリスクが存在する製品が中国市場で販売されている。

 一部の統計データによると、東芝は2008年から現在まで、品質面の不備が存在するパソコン、テレビ、洗濯機、携帯電話などの製品の全世界でのリコールを実施しているが、いずれも中国市場を対象外とした。

◆中国市場、リコールの「真空地帯」に

 東芝だけではなく、シャープ、トヨタ、ジョンソン・アンド・ジョンソン、イケアなどのグローバル企業は、
 中国の国内外の品質管理で「ダブルスタンダード」を設定しており、
 問題製品のリコールは一つの例外もなく中国を対象外としている。

 シャープは2010年に、米国で販売されていたLC-32SB 28UTシリーズの32インチ液晶テレビのリコールを発表し、その数は約9000台に達したが、中国市場は含まれなかった。
 中国人消費者は問題に気づいても、部品を交換するしかなかった。

 一部の車種にガソリン漏れのリスクがあるため、トヨタは2011年に世界で約170万台の自動車のリコールを発表した。
 これには日本市場の120万台と海外市場の42万台が含まれ、主に日本、米国、英国、ドイツなどの市場を対象としたが、中国本土は含まれなかった。

 イケアは2012年に、全世界で中国製のランプのリコールを実施すると発表し、9万7000個がその対象となり、そのうち北米地区で約5000個が回収された。
 その主因は接地の不備で、消費者が感電する可能性があるとされたが、中国は対象外となった。

 なぜ中国市場が常に対象外になるのか?、という疑問に対して、グローバル企業の回答はほぼ一致している。
 リコール製品のロットナンバーに中国販売分が含まれない、もしくは
 中国で販売されている製品のすべてが中国の国家基準に合致している
というのだ。

 グローバル企業の「消費差別」行為に対して、中国の消費者はこれを批判すると同時に反省を進めている。
 あるネットユーザーは、
 「なぜグローバル企業の先進国市場におけるリコールの頻度が中国市場を大幅に上回るのだろうか、
 まさか中国向けに販売されている商品の方が品質が優れているというのだろうか?
 それともこれらの企業が国内法の不備を突いているのだろうか?」
と疑問を呈した。

◆差別行為には厳罰を

 東芝が再び世界で大規模なリコールを実施しながら、中国市場を無視したという情報が伝わると、メディアと市民の注目を集めた。
 グローバル企業の「ダブルスタンダード」に対する批判の他に、中国のリコール制度と品質体制の制定を疑問視する声があがった。

 重慶市消費者権益保護委員会クレーム部の喩軍(ユー・ジュン)氏は、
 「製品リコール制度は各国で成熟化しており、多くの西側諸国ではすべての製品に対して非常に細やかな基準が制定されており、法律で定められている。
 自動車を例とすると、米国、ドイツ、日本などの国では、エアバッグ、タイヤ、ブレーキなどの部品に対して、詳細で具体的な基準が制定されている。
 中国の現在のリコール制度は、自動車、児童用玩具、食品、薬品などに留まっており、その他の多くの日常生活に密接に関連している製品の場合、
 関連法はほぼ空白と言って良い状況だ」
と指摘した。

 法律の「空白」の他に、既存の国家基準も国際基準に大きく遅れをとっている。
 重慶大学経済・管理学院教授の廖成林(リャオ・チョンリン)氏は、
 「中国の各製品の国家基準は長年にわたり更新されておらず、国際基準に大きく遅れをとっている。
 これにより国際基準に合わない製品が中国の国家基準に合うという現象が生じており、外資系企業がリコールの際に中国市場を回避できるようになっている
と語った。

 廖氏は、
 「携帯電話の電池を例とすると、中国は昨年まで20年前に制定された品質基準を施行していた。
 現在の携帯電話は何度も更新されており、電池の材料も完全に異なっているにも関わらず、時代遅れの基準を適用していた。
 電池の爆発や発火による事故が多発してから、国家はようやくこの業界基準の更新に着手した」
と指摘した。

 廖氏は、
 「中国の欠陥製品のリコールに関する規定は、中国国務院により議決された関連条例であることが一般的で、法的拘束力を持つが厳格な意義での法律ではない。
 一方で米国の十数件の法案は製品リコール制度と関連しており、リコールの詳細な内容について厳格な規定を設けている。
 しかし中国には、全国的な法律と規定が存在しない
と話し、次のように提案した。

 リコール制度に関する法制度を完備化し、リコール対象となる製品の範囲を拡大し、分類管理を進めることで、リコール手続きのより詳細かつ厳格な規定を設定し、操作性と効率を高める。またリコール制度を着実に実施するため、政府は人と物の支援を拡大し、審査や市場サンプリング調査などを増加し、グローバル企業のリコール差別行為を厳罰に処する。

(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)






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