2014年1月27日月曜日

“未来志向指数”:1人当りGDP(国内総生産)が高い国ほど、未来に注目

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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 14時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82397&type=0

英研究チームが“未来志向指数”を算出、低いほど「過去に固執」
=中国と日本の値は?―中国メディア


●26日、中国大手ポータルサイト・網易によると、英国のある研究チームが、人々のグーグルでの検索行動を分析したところ、豊かな国ほど未来に注目し、貧しい国ほど過去に固執するということがわかった。写真はグーグルのマグカップ。

 2014年1月26日、中国大手ポータルサイト・網易によると、英国のある研究チームが、人々のグーグルでの検索行動を分析したところ、豊かな国ほど未来に注目し、貧しい国ほど過去に固執するということがわかった。

 研究は世界45カ国を対象に、2012年の450億余りのグーグルの検索記録について分析が行われ、“未来志向指数”が算出された。
 この指数は2012年に人々が検索したキーワードの中に、「2013」が含まれた回数と「2011」が含まれた回数の比率である。

 研究結果によると、
①.ドイツ人の未来志向指数が最も高く、1.32だった。
②.以下、スイス(1.26)、
③.日本(1.26)、
④.英国(1.18)
が続いた。

 逆に最も低かったのが
①.パキスタンで0.24だった。
②.以下、ベトナム(0.31)、
③.カザフスタン(0.35)と続き、
----
.中国は下から5番目の0.37
だった。

1人当りのGDP(国内総生産)が高ければ高いほど、未来に注目しているという結果になったという。




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日本・インド首脳が共同声明:中国の防空識別圏念頭に海洋安保で協力確認

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(2014年1月26日21時29分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140126-OYT1T00538.htm

首相、印式典で「画期的」な主賓…中国けん制



 【ニューデリー=黒見周平、田原徳容】安倍首相は26日、インドの軍事パレードに当たる「共和国記念日」式典をシン首相とともに観閲した。

 日本の首相が式典に参加するのは初めてで、日印の安全保障面の緊密さをアピールすることで、「共通の脅威」である中国をけん制しようとする双方の思惑が一致して実現した。

 式典では、核弾頭搭載可能な長距離弾道ミサイル「アグニ5」(射程約5000キロ)は「被爆国・日本への配慮」(インド国防省幹部)で登場しなかったが、短距離ミサイルやインド初の国産戦闘機などが公開された。

 安倍首相は式典出席後、記者団に
 「インド最大の行事に主賓として招かれたことは日印関係にとって画期的なことだ。(今回の訪印で)安全保障協力は格段に強化された
と語った。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 8時54分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82381&type=0

日印首脳が共同声明、中国の防空識別圏念頭に海洋安保で協力確認―中国メディア


●25日、インドを訪問中の安倍晋三首相は、ニューデリーでシン首相と会談した。両首脳は海上自衛隊とインド海軍の海上共同訓練の実施で合意。中国の東シナ海防空識別圏を念頭に、上空飛行や航行の自由の重要性を強調する共同声明を発表した。写真はインド海軍。

 2014年1月25日、インドを訪問中の安倍晋三首相は、ニューデリーでシン首相と会談した。
 両首脳は海上自衛隊とインド海軍の海上共同訓練の実施で合意。
 中国の東シナ海防空識別圏を念頭に、上空飛行や航行の自由の重要性を強調する共同声明を発表した。
 人民日報(電子版)が26日付で伝えた。

 共同声明では、安全保障分野について、国家安全保障会議の谷内正太郎国家安全保障局長とインドの国家安全保障顧問の定期協議を新設すること、海上自衛隊とインド海軍による3回目の共同訓練を年内に日本近海で行うことなどが盛り込まれた。
 中国の東シナ海防空識別圏を念頭に、上空飛行や航行の自由の重要性でも一致した。

 安倍首相はシン首相との会談で、日中関係について、
 「偶発的な衝突が起こらないよう、コミュニケーションチャンネルを持つべきだ」
と述べた。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 19時55分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82372&type=0

中印関係にくさび?
原子力と安全保障、安倍首相訪問で加速する日印の協力―中国メディア


●26日、環球網は記事「中印関係は強固か、海外メディアが疑義=中国台頭で日印接近」を掲載した。安倍首相がインドを訪問。原子力や安全保障などの分野で協力関係構築を進めている。写真はデリーにあるインド門。

 2014年1月26日、環球網は記事
 「中印関係は強固か、海外メディアが疑義=中国台頭で日印接近」
を掲載した。

 25日、安倍晋三首相はニューデリーに到着、インド訪問が始まった。
 現地紙に掲載されたインタビューで、安倍首相は経済、安全保障分野での中印関係強化に意欲を見せている。
 焦点の一つが日印原子力協定。安倍首相と会談したシン首相は26日、交渉は過去数カ月で加速しているとコメントした。
 協定が成立すれば、日本企業がインド原発市場に参入することが可能になる。

 もう一つの注目点が安全保障。
 インドは合同海上軍事演習の開催を打診した。
 また、日本の飛行艇US-2のインド輸出についても話し合いが進んでいる。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 21時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82404&type=0

安倍首相が強行日程で訪印、
印メディア指摘「インド重視の姿勢」「日印関係は桜満開」―中国紙


●27日、環球時報は、安倍晋三首相のインド訪問に関するインドメディアの反応を伝えた。写真はタージ・マハル。

 2014年1月27日、環球時報は、安倍晋三首相のインド訪問に関するインドメディアの反応を伝えた。

 大手英字紙・ザ・ヒンドゥーは、
 「通常であれば、安倍首相はスイスから帰国し、週末を楽しい休みに充てるはずだ」
と指摘。
 安倍首相が帰国後すぐにインドに向け出発し、ニューデリー到着後45分もたたずにムカジー大統領を表敬、続けてシン首相と会談。
 さらに共和国記念日の式典に主賓として出席するなど強行スケジュールをこなしたことについて、
 「重要な外交訪問で用意周到に準備する日本らしくないが、
 このことはインドとの関係発展を急ぎたい姿勢を表すものだ」
と伝えた。

 ヒンドゥスタン・タイムズ紙は26日、現在の日印関係を「桜満開の時期」とした上で
 、「安倍首相ほどインドとの関係を重視する指導者は世界中にいない」
と指摘。
 中国に対抗するパートナーとしての役割をインドに期待していると伝えた。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月29日 5時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82475&type=0

日本がインドを「用心棒」に、「ならず者」の中国に対抗―インド紙

 2014年1月27日、環球時報によると、安倍晋三首相がインドを訪問し、日本の首相として初めて共和国記念日の行事に出席したが、中国社会科学院日本研究所の盧昊(ルー・ハオ)氏は26日、
 「経済と安全保障は日印関係の両輪ではあるが、日本にとっては後者がより重視したい存在だ」
と指摘している。

 インドとの協力関係強化は日本の防衛政策に有益なだけでなく、
 米国に対して「日本は米国のアジア戦略に積極的な働きをする」ことの証しにもなるという。
 日本とインドの接触はきわめて頻繁になっており、安倍首相はこの1年でインドのシン首相と4回会談している。

 インドのザ・ヒンドゥ紙は、これまで日本は重要な訪問に際して周到な準備をしたが、
 今回の安倍首相のインド訪問は24時間前まで伏せられてきたとの記事を掲載。
 安倍首相はニューデリーに到着して45分後にはムカルジー大統領と会談し、続けてシン首相と会談するなど、訪問中の日程も過密なものとなっており、日印関係の早期発展を望んでいなければ閲兵式にまで出席することは考えられないと指摘している。

 ヒンドゥスタン・タイムズ紙は、日本がインドに対して戦略関係の強化を求めているのは
 「インドを武士(用心棒)として、浪人(ならず者)の中国に対抗しようとしているためだ」
とする社説を掲載。
 どの国の指導者よりも安倍首相はインドとの関係を重視しているとし、大きくなりすぎた中国との利害関係に変化を加えようとしていると指摘している。

 米国のアジア戦略がいまだ安定しない中、
 安倍首相は中国をけん制するパートナー国を求めている。
 また、中国に進出している日系企業の代替投資先としても、インドはその有力候補となっている。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月29日 9時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82510&type=0

インド、中国締め出しの「敏感な地域」で日本企業の投資を要請
=「日本はインドの台頭を歓迎」―インド紙


●27日、インドは、事実上中国による投資が禁じられている同国東北部おいて、日本企業によるインフラ建設やチェンナイ港の開発を要請した。資料写真。

 2014年1月27日、インド紙「ザ・タイムズ・オブ・インディア」は、
 「インドが敏感な東北地方での日本の開発を要請、中国企業を拒否
と題する記事を掲載した。
 安倍首相の訪印期間中、インドは日本企業による東北部のインフラ建設やチェンナイ港の開発を要請した。
 環球時報が伝えた。

 中国企業によるインド東北部のプロジェクトへの投資は幾度となく挫折しており、同地域は名実ともに「中国投資の禁止地域」となり、政治的に敏感な地域となっていた。

 日本企業はインドのチェンナイ港とミャンマーのダウェイを結ぶ海路をつなぐプロジェクト実施の要請も受けた。
 インドにとって、同プロジェクトが極めて重要なものであることから、インドは中国による参入を強く拒否している。

 また、インドと日本はインド周辺国のインフラの共同建設を行うことで合意した。
 これはインド国内で落ち込んでいる公共事業部門の振興を促すことになる。
 日本の資金力や技術力が求められた形だ。

 ザ・タイムズ・オブ・インディアは、東北部での日本企業の投資を求める動きは、「政治的宣言」として十分なものだと評している。
 2007年、中国はアジア開発銀行によるインドのアルナーチャル・ブラデーシュ州での開発援助に猛反対した。
 戦略的には、日本がチェンナイ港の開発を支援すれば、アジアには中国主導の供給網を脱することのできる代替的サプライチェーンが生まれることになるという。

 インドのバジパイ元駐中国大使は、
 「多くの国は、中国と協力関係を樹立すると同時に、起こりうる不快な出来事に警戒する必要があることを知っている。
 一つは中国の態度次第、もう一つは自国の実力次第だ
と述べ、
 「どの国も、自国が中国の気分を害したり、封じ込めたりする意図がないことを懸命に説明するが、中国はそのようにみなしうる
として、
 「インドの台頭を歓迎する国と、歓迎しない国はどこだろうか。
 大多数の国はインドの台頭に懸念を抱いていない。
 歓迎しないのは中国とパキスタンの2カ国だけで、
 日本はインドの発展を願っている
と語った。



サーチナニュース 2014-1-29 10:00
http://news.searchina.net/id/1522504

インド、中国には触れさせぬ「敏感地域」に日本を招待=中国報道

 中国メディア・中国新聞社は28日、安倍晋三首相が27日にインド訪問を終了したことについて、インドメディアが「インドが日本を敏感なエリアに招待し、中国を拒んだ」と報じたことを伝えた。
  記事は、印紙インディアタイムズが27日、安倍首相の訪問中、インド側が日本に東北部のインフラや、チェンナイ港の建設への投資を呼びかけたと報じるとともに、これらのプロジェクトについて
 「これまで中国にパイを与えることを拒み続けてきた」
としたことを伝えた。
  また、同紙が
 「日印両国はインド周辺国のインフラ建設でも協力することを決定した」
と報じるとともに、
 日本への投資要請はボリュームに満ちた「政治宣言だ」と評した
ことを紹介した。
 記事はさらに、バジパイ元駐中国インド大使が
 「世界の大多数の国はインドの台頭について憂慮していない。
 歓迎していないのは2カ国(中国とパキスタン)だけだ。
 日本はインドの発展を望んでいる
とコメントしたことを併せて伝えた。


 中国は日本とインドの関係に憂慮し、示威行動に出た。


サーチナニュース 2014-1-30 10:53
http://news.searchina.net/id/1522687

中国海軍艦隊がインド洋に進入して実戦念頭に演習

 中国海軍は29日、
 「本日、南海艦隊の長白山、海口、武漢から編成される中国海軍遠洋訓練艦隊はスンダ海峡を通過して、インド洋に入った。実戦化訓練を継続する」
と発表した。

  スンダ海峡はスマトラ島とジャワ島の間の海峡で、太平洋側のジャワ海とインド洋をつなぐ。歴史上は重要な航路だったことがあるが、水深が浅いので大型貨物船の航行はほとんどなくなった。
  中国艦隊はスンダ海峡通過時にも、海上の「疑わしき小目標」への偵察、隊形の変換、多種類の武器の共同運用など各種訓練を行った。
   艦隊が出航したのは20日で、まずパラセル諸島(中国名は西沙諸島、ベトナムと領有権を巡る対立があるが、中国が全域を実効支配)、スプラトリー諸島(中国名は南沙諸島。

 ベトナムやフィリピンなど多数の国と領有権を巡る対立があり、中国が一部の島を実効支配)付近の海域を巡航した。
  同海域を巡航中には、島に駐屯する部隊と共に、潜水艦による封鎖海域の突破、陸戦部隊の上陸、航空兵力の動員など一連の実戦化演習を行った。
 インド洋は太平洋、大西洋と並ぶ世界の三大洋のひとつ。
 面積は太平洋や大西洋よりも小さいが、中東で産出した石油や天然ガスを海上輸送する際には、必ず通過せねばならない海であるなど、戦略的には大きな意味を持っている。

  中国とインドは友好関係を保っているが、
 実際には国境問題も未解決で、互いに対抗する場合は多い。
 中国艦隊のインド洋進出は、インドにとってもかなりの“脅威”になると考えてよい。
  今回の航海でインド洋に進入した長白山は満載排水量2万5000トンの輸送揚陸艦で2013年から14年にかけて配備されたと考えられる。
 海口は7000トンのミサイル駆逐艦で進水は2003年、
 武漢は04年就役のミサイル駆逐艦で7500トン。
 「インド洋」の名称は、北部にインドがあることにちなむ。
 実際には東南アジア諸国やオーストラリア、アラビア半島南部、ソマリア以南のアフリカ東岸諸国など多くの国に囲まれた海だが、
 「国際的な海に、特定の国の名を用いるのは好ましくない」
などとして、自国での呼称を基準にインド洋という国際名称を変更しようと動く国は、今のところ見あたらない。



サーチナニュース 2014-02-04 11:58
http://news.searchina.net/id/1523087

「長白山」を国籍不明船に見立て臨検・拿捕の演習=中国海軍

 中国海軍南海艦隊遠洋訓練編隊は3日午後、輸送揚陸艦「長白山」を国籍不明の輸送船に見立てて臨検と拿捕の訓練を行った。
 中国新聞社が報じた。  
 艦隊は1月29日、スマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡を通過してインド洋に進入。
 2月3日には再び西太平洋に戻った。
 臨検・拿捕の訓練は西太平洋上で行った。
 遠洋訓練艦隊は「長白山」と、ミサイル駆逐艦ンの「海口」、「武漢」の3隻からなる。
 国籍不明の輸送船に見立てられた「長白山」はいったん艦隊を離れた。
 「海口」と「武漢」に「長白山」の位置などは知らされず、改めてレーダーを使って捜索を開始。  “国籍不明船”は高速で逃走しようとしていたが、「海口」と「武漢」は同船の位置や速度を把握して追跡。
 接近してから信号弾で停船を命じた。“国籍不明船”は停船に応じた。
  編隊政治部の卓怡新主任は、国連海洋法により、臨検に際しては、適切な武力による警告を行い、強制的に停船させることもできると説明した。
 編隊は今後、テロや海賊行為に対する演習も行うという。
  中国海軍の艦名は通常、同国の地名が用いられる。
 「海口」と「武漢」はそれぞれ海南省、湖北省の省都。
 「長白山」は中国と北朝鮮の国境の山。
 朝鮮語名はペクト山(白頭山)。






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「新公民運動」に怯える習近平政権、「ボトムアップ」の力を恐れている

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●26日、「新公民運動」の提唱者・許志永の懲役刑判決が出た。「政府高官や共産党幹部の資産公開」などを要望しただけで悪事は働いていないが、支援者が増えたことから「公共秩序騒乱罪」で逮捕された。写真は「自由、民主、法治、憲政」を目指す孫文の直筆「公民」。


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82369&type=0

「新公民運動」に怯える習近平政権ーー提唱者に懲役刑

 2013年1月26日、「新公民運動」の提唱者・許志永の判決が出た。4年の懲役刑だ。

 彼はただ単に「政府高官や共産党幹部の資産公開」などを、ネットを通じて要望しただけで、悪事は働いていない。
 しかし支援者が増えたことから「公共秩序騒乱罪(社会の秩序を乱すという違法行為)」で逮捕されたのである。
 「新公民運動」とは、2010年6月に、許志永、滕彪、黎雄兵、李方平、徐友漁および張世和らが起草した「公民承諾」に端を発する。
 「自由・公義・愛」を標語とし、「自由、民主、法治、憲政」を目指す孫文が書いた文字「公民」(写真)をロゴマークとして、ネットで呼びかけたのが始まりだ。
 
 習近平が総書記となった2012年11月15日以降の同年末から2013年明けにかけて、新公民運動の支持者が深センや北京等で「政府や党幹部の個人資産公開」を呼びかけてデモ行進をしたところ、少なからぬ参加者が拘束された。
 
 習近平が国家主席に選出され、習近平政権が正式に誕生した2013年3月14日以降の同31日から4月17日の間に、ネットで「資産公開」を求めた袁冬、張宝成、馬新立ら10名がつぎつぎと逮捕された。
 彼らは「財産公示十君子」と呼ばれて、網民(ネットユーザー)に讃えられている。

 「財産公示十君子」とは「政府や党幹部の個人資産を公開せよと叫んだ、10名の君子たち」という意味だ。
 その後、新公民運動などの民主活動家、張向忠や李剛ら数名が北京で拘留され、4月27日から30日にかけては江西省で資産公開要求運動をしていた劉萍(女性)、魏忠平、李思華らが逮捕された。
 5月25日には湖北省赤壁の5人の「新公民運動」活動家が逮捕されている。

 許志永が拘束されたのは2013年4月12日。「孫志剛事件10周年シンポジウム」に参加するため香港に行き、空港で拘束され、7月16日に「公共秩序騒乱罪(群衆を焚き付けて公共秩序を乱した罪)」で正式に刑事拘留された。

 「孫志剛事件」というのは2003年に起きた事件で、大学を卒業して就職のために広州に行っていた孫志剛が暫住証(臨時居住証明)を携帯していなかったために収容所に収監され、当局職員に暴行を受け死亡した。
 当局は孫志剛に持病があったとしたが、遺族は納得せず検死を要求。
 しかし当局が拒否したことからネットが炎上し、それがリアル空間に飛び出して大規模な抗議運動へと発展した。
 事態を重く見た当時の国家主席・胡錦濤はすぐに命令を出して当局者を逮捕、死刑にまで追い込んだことがある。

◆許志永は「ネット元年」の英雄

 この事件はネットパワーが勝利した年として、2003年を「ネット元年」と呼ぶほど注目された(詳細は拙著『ネット大国中国―言論をめぐる攻防』、2011年)。
 このとき弱者をいじめる「収容法」(都市流浪物乞いの収容移送規則)に対して敢然と立ちあがり、同規則の撤廃を求めた、俗称「三博士・上申書」を全人代(日本の国会に相当)に提出した三博士の一人が弁護士・許志永(北京大学、法学博士)だ。三博士の上申書は全人代で取り上げられ、悪名高き収容法を遂に撤廃に追いやることに成功した。
 許志永は「ネット元年」の英雄として庶民に讃えられ、その後、中国人民の「公民」としての当然の権利を訴える「新公民運動」をネットを通して展開していったのである。

 許志永の初公判が、今年1月22日、北京地裁(北京市第一中級人民法院)で開かれた。
 裁判所の周りは多くの新公民運動支持者によって囲まれたが、それを警戒して2000人から成る警官が出動し、当局は厳戒態勢を取った。
 
 2014年の中国の春節は1月31日だ。
 1月22日を選んだのは、春節で交通機関が込んでおり、また中国政府や共産党に不満を持つ地方の陳情者らが北京に来るのは困難だからだ。
 北京にいる出稼ぎ労働者たちも、春節にはみな故郷に帰る。
 だから地方からの陳情者が北京に集まりにくい。

 当局はもう一つ、卑怯な手を選んだ。
 それは許志永の釈放をネットで呼び掛け、3000人近くの署名を集めた王功権の存在を「薬味」に利用したことである。
 王功権は「新公民運動」推進者の一人だが、彼は実業家として人権派弁護士や知識人を支援していた。
  そのため王功権自身も70日間にわたって拘束されていたのだが、許志永の初公判があった同じ日に、北京地裁は裁判所の中国版ツイッター微博(ウェイボー、マイクロブログ)で、王功権が「罪を認めた」旨の情報を流したのだ。

 春節で一刻も早く家に帰りたいと思ったのだろうか、王功権は当局に「私は間違いなく、許志永とともに社会の秩序を乱すという違法行為(公共秩序騒乱罪)を策動し、扇動した罪を犯したことを認める。
 出所したら、今後は許志永らとの関係を断絶する」と供述したというのだ。
 その結果、保釈金を積んで保釈されたという。
 こうして、新公民運動を展開する者同士を分断し、横につながることを阻止した。

◆習近平は「ボトムアップ」の力を恐れている

 それなら中国政府は資産公開に着手していないのかというと、そうではない。
 実は中国政府は2010年7月11日に「指導幹部の個人的事項の報告に関して」という文書を発布している。
 これは基本的には各機関の副処長以上の職にある者に対して個人資産や家族に関する実態を申告させるという規定である。
 それを内部で実行しながら、一方では新公民運動提唱者たちを逮捕する。

 それは政府が指示する「トップダウン」の改善は促進するが、民の中から立ち上がってくる「ボトムアップ」の運動はすべて抑えるということなのである。
 「ボトムアップ」は、政府への多くの不満を巻き込みながら横につながり、政府転覆に転換していく可能性を秘めているからだ。
 いまや網民の数は6億を越えた。
 パソコンを買うお金はなく携帯でネットにアクセスする網民の数は5億
 横につながるのは簡単だ。
 習近平が恐れているのは、この動きであって、
 政府に対する人民の不満が爆発寸前であることを自覚している、
何よりの証拠と言えよう。

 10年前に胡錦濤がその主張を認めた許志永が、習近平政権では罪人になったというのは、それだけ「民主の声」が閉ざされたことを意味し、それだけ人民の不満が激化していることを示しているのである。

 (<遠藤誉が斬る>第16回)
遠藤誉(えんどう・ほまれ)
筑波大学名誉教授、東京福祉大学国際交流センター長。1941年に中国で生まれ、53年、日本帰国。著書に『ネット大国中国―言論をめぐる攻防』『チャイナ・ナイン―中国を動 かす9人の男たち』『チャイナ・ジャッジ毛沢東になれなかった男』『チャイナ・ギャップ―噛み合わない日中の歯車』、『●(上下を縦に重ねる)子(チャーズ)―中国建国の残火』『完全解読「中国外交戦略」の狙い』など多数。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 20時58分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82438&type=0

「新公民運動」女性活動家、獄中からの手紙――1通のメール


●27日未明、私のメールボックスに「新公民運動」女性活動家・侯欣(こう・きん)氏(45歳)からの手紙が届いた。書いた日付は2014年1月23日。差出人は中国の民主活動家である。写真は「新公民運動」。

  中国の憲法を根拠に人権擁護などを訴える「新公民運動」の中心的人物として知られ、公共秩序騒乱罪に問われた人権活動家、許志永氏(40)に対する判決公判が26日、北京市第一中級人民法院(地裁)で開かれ、懲役4年の実刑判決が言い渡された。
 関係者によると、「自分が裁かれる法的根拠はない」と主張している許氏だが、ほかの新公民運動の仲間の裁判結果をみてから「上訴するかどうかを判断する」としているという。

  弁護士で大学講師でもあった許氏は、2012年から13年にかけて、出稼ぎ労働者の子供に対する教育の機会均等や政府高官の資産公開を求める「新公民運動」をインターネットで展開した。
 時には仲間と街頭で横断幕を掲げてビラをまいたりしたことがあったが、それが公共秩序騒乱罪にあたるとして、昨年7月に拘束された。

 2014年1月27日未明の1時43分、私のメールボックスに「新公民運動」女性活動家・侯欣(こう・きん)氏(45歳)からの手紙が届いた。
 書いた日付は2014年1月23日。
 差出人は中国の民主活動家であり、いつも情報を送ってくれている。
 中国語で約1500文字。日本語に訳すと長くなるが、どうか広く世界の万民に知らせてくれという懇願があったので、一部だけ省略してその要望に応えることとする。

 侯欣氏は投獄された後、心臓発作を起こし入院したこともあり、それでも自分が自己の良心に背き、無知なまま無駄に生きるくらいなら、死んだ方がましだと決意しているという。

 手紙の最後に侯欣氏は『数十年前、こんにちの執政党は反腐敗を掲げて民主共和国を建国した。
 言論の自由を掲げて国民党を倒した。
 しかしあれから60年経った今、高みにおられるお歴々の方々、どうか革命の初心を思い出してほしい。
 あのとき国民に約束したことを実現してほしい!』と呼び掛けている。

◆「新公民運動」女性活動家・侯欣からの手紙

 今日私はここで公判を受けることになっている。
 これまでの11カ月間、私はこれまで想像もしなかった経験をしてきた。
 私は自問自答を繰り返している。「私は本当に罪を犯したのだろうか」と。

 そう、たしかに私は自分の家族に対して申し訳なかったと思っている。
 一人の娘として、また一人の妻として私は自分の職務を十分には果たせなかった。 
 「西単331」行動において、私は確かに事前に公安の許可を得ていなかった(筆者注:「西単311」とは、2013年3月31日、北京市西単で、袁冬・張宝成・馬新立・侯欣の4名が横断幕を掲げるなどして「資産公開」を要求した行動)。
 しかし、私は無罪だと言いたい。
 公安も検察も、そして裁判所も、私に何度も「素直に罪を認めろ」と迫ってきた。
 私の家族も友達も、「罪を認めた方が早いのではないか」と私を諭した。
 罪を認めた方が私には有利だということを私は知っている。

 しかし私たちのこの国がもし、
 「官員(政府官僚と党幹部)が資産公開するという基本的な職責を実行することを要求する」
のが罪になるのだとしたら、私たちのこの時代は、あまりに不条理な時代ではないだろうか。
 のうのうと暮らしている高級官僚であれ、日々の暮らしに奔走している庶民であれ、私たちはきっと歴史の恥辱の柱に刻まれ、百年後も千年後までも、後世の笑い者となるだろう。

 私はたしかに恐れている。
 牢獄に入ってから二度も病に倒れた身として、二度と生きてこの牢獄から出ることはできないのではないかと恐れている。
 それでも私は、自分が自己の良心に背き、無知なまま無駄に生きるくらいなら、死んだ方がましなような日々を送るより、死を選ぼうと思う。

 4千年以上の文明の歴史を有し、
 アジア一の民主共和国を建立したはずの民主共和国、私が深く愛する中国は、
 いったい、どこまで(文明的に)落ちぶれれば気が済むのか?

 習(近平)総書記は、腐敗が執政党(中国共産党)の存亡に関わることを自覚してはいる。
 それならなぜ全人民の力を結集させ人民の力を借りようとしないのか、
 「憲法第三十五条」が保証している「言論、集会、結社、出版の自由」を公民が行使することを認めないのか?
 執政党を監督し、すべてを変革し、後世に申し開きできる状況を作ろうとしないのか?

 公安検察は私と許志永を同罪にしようとしている。
 街頭で「官員の資産公開要求」をしたのは「西単331」行動の、一回限りだ。
 しかもこのときは、周りにいて写真を撮っただけで、私自身は横断幕を掲げてはいない。
 しかし私はそれ故に冤罪だとは言わない。
 私は喜んで、この行動を栄誉と受け止める。

 数十年前、こんにちの執政党は反腐敗を掲げて民主共和国を建国した。
 言論の自由を掲げて国民党を倒した。
 しかしあれから60年経った今、高みにおられるお歴々の方々、どうか革命の初心を思い出してほしい。
 あのとき国民に約束したことを実現してほしい!

 多くの人が「なんで、あなたはこういうことをしているのか」と私に聞く。
 たしかに、私は既に45歳になり、他の多くの人と比べると過度の不公平や過度の迫害を受けてきたわけではない。
 しかし私たち一人一人はみな、21世紀に生きている公民だ。
 もし自分の利益が侵された時にのみ抗議の声を発するのだとすれば、それは一匹の豚に等しいのではないのか?
 
 建国から65年が過ぎようとしている。
 正々堂々と公民でいることは、決して過ぎた望みではないはずだ。
 私はこの国を愛している。
 私がやっている全ては、この国への、そして我が同胞への捨てがたい愛に基づいている。

 ただし愛国の最高の姿は、「政府を監督し、執政党を監督すること」であって、決して「礼賛の歌を歌いあげ、迎合すること」ではない。
 裁判所がどのような判決を私に出そうと、私は自分のやるべきことをやったに過ぎない。
 私はその結果を甘んじて受けとめよう。
 「自分の観点を表現しただけで被告席に立たなければならない」というのが、中国の公民にとって、どうか今回が最後であることを切望してやまない。       
 2014年1 月23日

(<遠藤誉が斬る>第17回)
遠藤誉(えんどう・ほまれ)
筑波大学名誉教授、東京福祉大学国際交流センター長。1941年に中国で生まれ、53年、日本帰国。著書に『ネット大国中国―言論をめぐる攻防』『チャイナ・ナイン―中国を動かす9人の男たち』『チャイナ・ジャッジ毛沢東になれなかった男』『チャイナ・ギャップ―噛み合わない日中の歯車』、『●(上下を縦に重ねる)子(チャーズ)―中国建国の残火』『完全解読「中国外交戦略」の狙い』など多数。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月28日 2時25分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82440&type=0

許氏実刑・胡氏拘束に抗議、香港で支援集会「中国に人権なし」―米メディア


●27日、中国で公共秩序騒乱罪で懲役4年の実刑判決を受けた人権活動家・許志永氏、同氏を支持する発言により当局に拘束された胡佳氏を支持する集会が香港で開かれた。写真は北京市内を巡回する警察官。

 2014年1月27日、中国で公共秩序騒乱罪で懲役4年の実刑判決を受けた人権活動家・許志永(シュー・ジーヨン)氏、同氏を支持する発言により当局に拘束された胡佳(フー・ジア)氏を支持する集会が香港で開かれた。
 参加者は両氏の即時釈放を求めた。
 米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

 香港市民支援愛国民主運動連合会など3団体の代表20数人は27日午後、香港で許氏への実刑判決、胡氏の拘束に対する抗議デモを実施。
 参加者は二人の写真を掲げ、両氏を含む拘束中の人権活動家の即時釈放を要求。中国での民主や法治の実現を目指し、許氏が中心となって進めている「新公民運動」について、参加者は「罪はない」と主張。
 中国政府の出先機関・中央政府駐香港連絡弁公室に抗議書を提出した。

 同連合会の李卓人氏は「新公民運動は官僚の個人資産の公開、教育における平等の実現、公民権を求めている」と説明。
 許氏への実刑判決、胡氏の拘束は「中国に人権、言論の自由がないことを示した。
 香港人の北京への信頼はさらに薄れた」と述べた。




【劣化する人心と国土】

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「中国は黄金の市場」時代が終焉:魅力ある市場だが撤退するリスクもある

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●28日、中国の潜在力を認識する日本企業は、中国における業務を縮小させたり、中国から撤退することはないとみられている。


レコードチャイナ 2014.01.27(月)  The Economist
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39776

多国籍企業:魅力を失う中国
(英エコノミスト誌 2014年1月25日号)

中国での外国企業の状況は厳しくなりつつある。
踏みとどまりたければ、適応しなければならない。

 米コカ・コーラの最高経営責任者(CEO)を務めた故ロベルト・ゴイズエタ氏によれば、1981年4月15日は「世界の歴史のなかでも、ひときわ重要な日」となった。この日、中国で、共産革命以来初めて建設されたコーラ瓶詰め工場が操業を開始したのだ。

 この発言は大げさだが、全くのでたらめでもない。
 毛沢東の破滅的な政策のせいで、中国経済はずたずたにされていた。
 国民の最高の望みは「回転する4つのもの」、すなわち、自転車、ミシン、扇風機、腕時計を手に入れることだった。
 当時の中国の指導者、鄧小平による外国企業の誘致は、中国を世界最大級かつ最も急成長する市場へと変えていく一連の変革の一環だった。

 過去30年の間、中国には多国籍企業が流れ込んできた。
 金融危機以降は、多くの企業が中国に救いを求めた。
 だが今、ゴールドラッシュが終わりそうな気配を見せている。

■痛みが増し、利益が減る

 中国市場は今でも、いくつかの点では世界で最も魅力のある市場だ。
 中国が世界の個人消費に占める割合は8%ほどにすぎないが、2011~13年には、ほかのどの国よりも消費の成長に貢献した。
 米ゼネラル・モーターズ(GM)や米アップルなどの企業は、中国で膨大な利益を上げている。

 だが、多くの外国企業にとって、状況は厳しくなりつつある。
 その主な原因は、成長が減速する一方、コストが上がっていることだ。
 才能ある若い労働者を見つけるのが難しくなり、賃金も高騰している。

 中国政府は以前から常に、一部の分野の企業に困難を強いてきた。
 例えば外国の銀行や証券会社の市場参入を制限し、米フェイスブックや米ツイッターなどのインターネット企業を締め出してきた。
 だが、そうした厳しい姿勢は、広がりつつあるように見える。

 米シスコシステムズ、米IBM、米クアルコムといったハードウエア企業は、エドワード・スノーデン氏の事件後に生じた逆風に直面している。
 製薬会社の英グラクソ・スミスクライン(GSK)は、汚職捜査で罠にかかった。
 アップルは昨年、保証の不備を巡る屈辱的な謝罪に追い込まれた。
 米スターバックスは、価格を不当につり上げているとして国営メディアに非難されている。

 影響が広範囲に及ぶ消費者権益保護法の改正法が3月に施行されれば、多国籍企業に対する攻撃が激しさを増す可能性がある。
 さらに、役人の浪費に対する中国政府の取り締まりも、贅沢品を売る外国企業を直撃している。

 競争は過熱している。
 中国は以前から、グローバルブランドにとっては世界で最も過酷な戦場だったが、長らく品質で後れを取ってきた国内企業も競争に参入しているのだ。
 その多くはいまや国外で経験を積み、なかには独創的な製品を開発している企業もある。

 北京小米科技(シャオミ)と華為技術(ファーウェイ)は、世界に通用するスマートフォンを開発した。
 三一集団の優れた掘削機は、日立建機や米キャタピラーの高価格製品に戦いを挑んでいる。
 消費者はもはや、外国ブランドという理由だけでは、高額な割増価格を支払わなくなるだろう。

 インターネットに精通し、ブランドに対する忠誠心を持たない中国の消費者は、世界で最も要求の厳しい消費者なのだ。

 中国を離れた企業もある。
 化粧品メーカーの米レブロンは2013年12月、全面撤退を発表した。
 続いて化粧品の世界最大手、仏ロレアルも、中国での主要ブランド「ガルニエ」の販売を打ち切ると発表した。
 家電量販店の米ベストバイ、同分野の競合である独メディア・マルクト、さらにはインターネット大手の米ヤフーも、既に撤退している。
 食品小売の英テスコは、単独での中国進出をあきらめ、中国国有企業との合弁会社の設立に踏み切った。

 中国にとどまっている会社も、一部は苦戦を強いられている。
 IBMは先日、2013年第4四半期の中国での売り上げが23%減少したと発表した。
 酒類大手の仏レミー・コアントローは、中国での販売減少により、2013年第1~第3四半期のコニャック「レミー・マルタン」の販売が30%以上も落ち込んだことを明らかにした。

 ファストフードチェーンの米ヤム・ブランズは2013年9月、同年1月からの中国の既存店売り上げが16%減少したと発表した。
 ヤム・ブランズの苦戦の一因は、同社の鶏肉供給業者が抗生物質を違法に使用したとされる件について、当局の調査を受けたことにもある。

 もはや投資家たちは、中国に多額の投資をする企業を高く評価していない。
 本誌(英エコノミスト)の「中国依存指数」は、中国での売り上げに注目して米国の多国籍企業を評価するものだ。
 中国への依存度が大きい企業は、これまでは他社をしのぐ業績を上げていたが、ここ2年を見ると、株価は比較的低調だ。

 米ゼネラル・エレクトリック(GE)のジェフリー・イメルト会長兼CEOの言葉を借りれば、
 「中国は大きいが、難しい・・・(ほかの)同じくらい大きな国々は、中国ほど難しくはない」。
 中国にとどまりたい企業は、いっそうの努力を必要とするだろう。
 多くは戦略の変更を迫られるはずだ。

■「1つの中国」は終わった

 第1に、コストが上昇しているということは、戦略を成長から生産性向上へと切り替えなければならないことを意味する。
 これは当然の対応と思える。
 しかし中国では昔から、「問題があるなら人を増やせ」というメンタリティが一般的だった。

 コストを管理する1つの方法が、製造だけでなくサービス分野でも、人に代わって労働をこなす技術に投資することだ。
 また、電子商取引やスマートフォンから生まれるビッグデータの波の活用という点でも、多国籍企業はアリババ・グループ(阿里巴巴集団)やテンセント(騰訊控股)といった地元企業に後れを取っている。

 第2に、管理を厳格化する必要もある。
 ロンドンのGSKのトップは、同社の中国での問題は、現地の幹部が「当社のプロセスと管理の枠を外れて」行動したことも一因だったと認めた。
 本社の経営陣は、現地幹部の行動と安全基準を世界のほかの場所と同じ水準に保たなければならない。

 中国の消費者は、欧米の消費者以上にソーシャルメディアの活用に積極的なため、スキャンダルが持ち上がれば、あっというまに国中に広まってしまう。

 最後に、「1つの中国」という方針は、もはや意味をなさない。
 ほとんどの企業が中国事業所を開設したのは、中国経済の規模が2兆ドルに満たなかったころだ。
 経済規模がまもなく当時の5倍になろうとしているにもかかわらず、多くの企業はいまだに上海の拠点から中国事業を経営しようとしている。

 そうした戦略には、ほとんど意味がない。
 食べものやファッションなどの好みが省や都市により異なり、しかも各省や巨大都市は、欧州の各国と同じくらいの人口を抱えているからだ。
 中国国民のうち、約4億人は標準中国語を話さない。
 従って、安全基準や幹部の行動にはCEOがしっかり目を光らせておく必要があるものの、マーケティングや、恐らくは製品開発といった分野はローカライズすべきだろう。

 中国はいまでも実りの多い貴重な市場だ。
 生産性を高め、ガバナンス(統治)を改善し、地域の好みに対応できる企業は、今後も繁栄できるだろう。
 だが、黄金時代はもう終わった。

© 2014 The Economist Newspaper Limited. All rights reserved.
英エコノミスト誌の記事は、JBプレスがライセンス契約 に基づき翻訳したものです。
英語の原文記事はwww.economist.comで読むことができます。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月28日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82378&type=0

「中国は黄金の市場」時代が終焉、中国から撤退する企業も―英紙


●26日、中国は30年にわたって世界中から企業が群がった魅力を失いつつある。写真は上海最大の繁華街・南京路。

 2014年1月26日、環球時報によると、英紙エコノミストは25日、中国は30年にわたって世界中の企業を引きつけてきた魅力を失いつつあると指摘した。
 金融危機以降、多くの企業が中国に期待をかけたが、そうしたブームは過ぎ去ったという。

 世界全体の消費に占める割合は8%だが、中国は現在も魅力ある市場であり、2011~2013年において消費成長に対する貢献度はどの国よりも高かった。
 しかし、中国の経済成長鈍化やコスト上昇、競争激化などから、中国に進出した企業の多くは日増しに厳しい状況に置かれている。

 中国は世界各国ブランドの競争が最も激しい市場となっており、これまで立ち後れていた国内企業も現在はその競争に加わっている。
 多くの中国企業は海外から吸収した経験や自主開発した製品を武器にしており、中国の消費者も海外ブランドにばかり目を向けるわけではなくなっている。

 そうした中、中国から撤退する企業も出てきている。
 コストの上昇によって高い効率が求められるようになり、経営層にはより的確な戦略と安全基準の確保が求められるようになっている。
 中国ではSNSの利用者が多いことから、スキャンダルなど問題が発覚すれば命取りになりやすい。
 また、経済環境の変化や地域に応じた弾力的な経営戦略も不可欠となっている。

 中国は現在も魅力ある市場であり、現状に十分対応できるような企業は利益を上げているものの、
 「黄金時代」はすでに過去のものとなっている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月30日 0時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82542&type=0

日本企業の中国離れ、「ない」との見通し―中国メディア

2014年1月28日、経済観察網によると、日本国際協力銀行の調査部門の責任者が中国の関係部門に対し、2013年度の海外直接投資に関するアンケート結果について説明した。
 以前は日本製造業の企業は中国を最も潜在力のある投資対象と見ており、中国は最大の投資対象国だったが、2013年調査では4位に後退。
 1位はインドネシアに交代し、2位はインド、3位はタイという結果になった。

 調査によると、第1に労働力コストの上昇、次いで人材の募集と技術力やモラルのある人材を維持するのが難しいことが中国の順位が下がった原因だとされる。
 しかし、日立中国の総代表を務める小久保憲一氏は
 「かつては中国で生産し、海外に販売したが、現在は生産も販売も仕入れも中国で行われる。
 中国の工業生産技術の進歩は多くの部品生産水準を世界最高水準に押し上げ、価格も抑えられている。
 そうした製品を日立の調達システムに取り込めば、生産コストを引き下げ、利益率を高められる」
と話している。

 現在日本企業の多くが中国における経営戦略を見直しており、中国を単なる生産の場から「生産+販売」へと転換させ、中国を販売市場としてより重視するようになりつつある。
 小久保氏は流ちょうな中国語で
 「中国の市場規模とその成長ペースは多国籍企業を今も大きく引きつけている」
と指摘した。
 2013年の中国の国内総生産(GDP)は日本の約2倍で、1年の増加幅はインドネシア1国の年間GDPにも匹敵する。

 そのため、国際協力銀行の調査でインドネシアが日本企業の投資対象国の首位という結果が出たとはいえ、
 中国の潜在力を認識する日本企業が中国における業務を縮小させたり中国から撤退したりする計画はなく、
 実際に中国における業務を縮小あるいは撤退を進めている企業は3.5%に過ぎない。



レコードチャイナ 配信日時:2014年2月1日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82696&type=0

日本企業は中国から撤退しない―中国メディア


●28日、経済観察網は、「日本企業は中国から撤退しない」と題する記事を掲載した。以下はその概要。写真は上海で行われた展覧会での日立ブース。

 2014年1月28日、経済観察網は、
 「日本企業は中国から撤退しない」と題する記事を掲載した。
以下はその概要。

 日本国際協力銀行の調査部門の担当者が中国の関係部門に、2013年度の「海外直接投資に関するアンケート」の結果を説明した。
 今回の調査で明らかとなった重要な要素は、以前、日本メーカーは中国を最大の投資対象国としていたが、今回の調査では4位に後退したことだ。

 調査によると、中国が順位を下げた原因は2つあり、1つは労働力コストの上昇、2つ目は高い技術力とモラルを併せ持つ人材の確保が難しいことだ。
 しかし、物事には表と裏が存在する。「中国市場に対して楽観視している」と語るのは日立中国の総代表を務める小久保憲一氏だ。

 小久保氏は
 「かつて我々は中国で生産したものを海外に販売していたが、現在は生産・販売・仕入れのすべてが中国で行われる。中国の工業生産技術の進歩により、多くの部品の生産レベルが世界最高水準となった。価格も抑えられている。こうした部品を調達すれば、生産コストを引き下げられ、利益率も高められる」
と話す。

 現在、多くの日本企業が中国での経営戦略を見直している。中国を単なる「生産」の場から「生産+販売」へと転換させ、消費市場としての中国により注目している。
 小久保氏は流ちょうな中国語で「中国の市場規模とその成長ペースは多国籍企業を引きつけてやまない」と指摘した。
 2013年の中国の国内総生産(GDP)は日本の約2倍である。

 国際協力銀行の調査では、インドネシアが日本企業の投資対象国の1位となったとはいえ、中国市場の潜在力を認識する日本企業が、中国での業務を縮小させたり、中国から撤退したりする動きは基本的にはない。
 中国における業務を縮小、または中国からの撤退を進めている企業はわずか3.5%に過ぎない。

 労働力コストの上昇は確かに避けて通れない課題だ。
 しかし、「大規模生産と大規模消費が実現できれば、上昇した労働力コストは中国国内で消化できる」と小久保氏は話す。
 また、労働力コストの上昇の裏には労働の質の上昇もある。
 「知名度のある多国籍企業にとっては、人材確保への影響は大きくないだろう」としている。

 2014年以降、中国は日本メーカーの筆頭の投資先ではないかもしれないが、労働力コストが国内で消化できるという前提に立てば、潜在力の計り知れない消費市場を持つ中国は、依然として日本に抗いようのない魅力を与え続けるだろう。



【劣化する人心と国土】

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2014年1月26日日曜日

日中戦争:中国は「戦いたくない」=日本は「勝つことはないが負けることもない」

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●24日、アジア太平洋情勢を研究している九州大学の教授は、「日本と中国には小規模な武力衝突の可能性が随時ある」と指摘した。写真は中国海軍。

中国は戦いたいとは思わず、
 日本は先に手出しはしないし、
 アメリカは巻き込まれたくない、
と、思っている。
 中国としては日本はいまのところ勝てる相手ではないため、戦争はしたくない
 勝てる相手ならメンツで動くタイプなので積極的に攻撃に打って出るが、
中国兵法では負けると分かっている相手との戦いはさける。
もし、負ければ政権が瓦解し、共産党と解放軍の幹部が金づるを失う。
なにしろ、最低でも日本の国家予算の1年分、もしかしたら4年分を自分のふところに入れたのだから、
 政府が潰れればその驚愕の汚職の実態が明るみに出て
共産党と人民解放軍幹部は総括されて
市中引き回しの上で怒る市民に八つ裂き
にされかねない。
 ために間違いなく勝てるという計算がなりたたない限り、日中戦争には二の足を踏むことになる。
そこで大音量のラッパ・録音再生機だけで乗り切るしかなくなる。
だが、それでは市民がおさまらない。
何か代替物をみつけてそちらに民衆の意識を引きつけておく必要が出てくるだろう。
それは、台湾か、ウイグル地区か、チベットか、あるは何か別のものか。

日本は中国にはまったく怖れをもっていないため、
 中国には勝つことはないが、負けることもない
と思っている。
ために
中国が先に手出しすれば、いつでもお相手しますよ
となる。
その理由は
1].過去に中国に負けた歴史がないという心理的な余裕があること
2].海空軍の力は日本が勝っており、おそらく様々な戦術的なシュミレーションでも日本が負けることはないという結果が出ていること
3].日本の社会は安定しているが、中国社会はカオス状態にあり、それを警察力で抑えこんでいる独裁状態では、初戦に勝利しないと社会的ウップンが充満し、僅かな蝶の羽ばたきから嵐が起こる可能性が大きいこと
4].事が起こると中国から外資が逃げること、内需経済に転換するのはまだ先のことで、いまの中国を支えているのは、外資に支えられた貿易経済であること。
などがあげられる。
それがゆえに、いくら中国が軍事力をひけらかして恫喝をかけても、日本はそれにまるで怯えることなく、安倍さんは悠々としていられるのである。 

なを、アメリカは中東が安定していないので、深くアジアにはかかわりたくないと思っている。

 下の記事は、中国が暗に日本と一戦交えたくない理由として述べられているものとみていい。
 つまり、日本は核兵器を作る能力と材料を手にしているので、
中国としては戦火を交えることは非常に危険である
という言い訳を作っている


レコードチャイナ 配信日時:2014年1月28日 17時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82462&type=0

なぜ米国は“プルトニウム”を提供した?
「日本はすでに1年で核兵器を製造できる技術を持つ」
―中国専門家


●28日、マカオ国際軍事学会の黄東会長は、「日本の核技術は水準が高い。法律という“かせ”がなくなれば、1年で核兵器を製造できる」と話している。写真は中国の軍隊。

 2014年1月28日、米国が冷戦時代に研究用として日本に提供した核物質プルトニウム約300キログラムの返還を求めていると各メディアが報じているが、マカオ国際軍事学会の黄東(ホアン・ドン)会長は、
 「米国はなぜこれだけ多くの核物質を日本に提供する必要があったのか、説明するべきだ」
と話している。
 香港紙・明報が伝えた。

 黄会長はこのほか、日本の核技術にも言及。
 「日本の核技術は水準が高い。さらに、戦後以降核技術の人材育成にも力を入れている。
 法律という“かせ”がなくなれば、日本は1年で核兵器を製造できる」
と分析している。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月26日 7時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82331&type=0

日本と中国に小規模な武力衝突の可能性、米国は難しい二者択一を迫られる―日本人教授

2014年1月24日、中国紙・環球時報は
「日本と中国には小規模な武力衝突の可能性が随時ある」
とする九州大学教授の主張を紹介した。

NHKは23日、2日間の日程で日本を訪れているバーンズ米国務副長官が岸田文雄外相ら政府高官と会談し、日米同盟の強化を確認する一方で、中韓両国との関係改善を促す見込みだと伝えた。
バーンズ副長官は岸田外相と沖縄の米軍普天間基地の移設問題や環太平洋連携協定(TPP)について協議。さらに、中国が防空識別圏を設定したことや安倍首相の靖国神社参拝などによる日本と中韓の関係悪化について、米国内にも懸念が広がっていることを伝える見通しだ。

バーンズ副長官とラッセル次官補は北京で中国側と米中関係や地域情勢について意見交換したと伝えられている。
中国外務省の秦剛(チン・ガン)報道官は記者会見で、張業遂(ジャン・イエスイ)筆頭外務次官がバーンズ副長官と会談し、米中関係や国際問題について意見交換したと公表している。

アジア太平洋情勢を研究している九州大学の教授は、
「尖閣問題に加えて中国の防空識別圏設定や安倍首相の靖国参拝などが相次ぎ、日中関係は戦後最大の緊張状態にあり、小規模な武力衝突の発生する可能性は随時ある」
と指摘。
「もしそうした事態になれば、米国は難しい二者択一を迫られることになる。
どちらの味方についても米国の利益を損なうことになるからだ」
と述べている。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月29日 23時58分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82527&type=0

中国政府の日本への「抗議」に批判殺到
=「永遠に抗議してろ」「報道官は録音再生機」―中国版ツイッター


●29日、日本の下村博文文部科学大臣が、中学校と高校の学習指導要領解説書の改訂を発表したことに対する中国政府の対応に、中国ネットユーザーが注目している。資料写真。

 2014年1月29日、日本の下村博文文部科学大臣が、中学校と高校の学習指導要領解説書の改訂を発表したことに対する中国政府の対応に、中国ネットユーザーが注目している。

 改訂後の解説書には「日本固有の領土」の記述のほか、「尖閣諸島に領有権問題は存在しない」などの日本政府の立場も盛り込まれた。
 これについて中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は28日、日本側に抗議。
 「どんなに知恵を絞り、手を変え品を変え、その誤った立場をアピールしようと、釣魚島が中国に属するという事実は変えられない」
と強調している。

 このニュースは中国でも伝えられ、「中国版ツイッター」には多数のコメントが寄せられている。
 以下はその一部。

●.「日本はますます図に乗ってきたな」
●.「こんな教科書で勉強したら、将来、中日は断交してしまうじゃないか」
●.「日本は韓国に学ぶのをやめる気はないのか?
 一方では韓国をバカにしておきながら、一方では韓国と同じようなことをしている」

●.「外交部は今ごろのこのこ出てきたのか」
●.「抗議がどうした?! 抗議に意味があるのか?
●.「抗議、抗議、抗議だけ。ほかにやることないのか?
●.「中国政府の反応はいつも同じ。たまにはロシアから学んだらどうなんだ?

●.「永遠に抗議してろ」
●.「華春瑩は録音再生機だ」



朝鮮日報 記事入力 : 2014/01/26 08:12
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/01/26/2014012600183.html

エズラ・ヴォーゲル教授インタビュー
中国で73万部売れた『トウ小平評伝』の著者、エズラ・ボーゲル教授が来韓

保守派の反発を鎮め、大胆な開放政策…経済発展につながると権威も強固に
鄧小平氏の20年が「強い中国」をつくった



米国人のために書かれた故・トウ小平氏に関する評伝が、米国ではなく中国でベストセラーになった。
東アジアの専門家、エズラ・ボーゲル・ハーバード大学名誉教授(84)が書いた『トウ小平評伝』(邦題『現代中国の父 トウ小平』)は、昨年1月に中国本土でも翻訳出版され、73万5000部が売れた。
米国では3万部しか売れなかった同書だが、このほど韓国でも翻訳・出版された。

21日に記者と会ったボーゲル名誉教授は
「トウ小平氏は、内部的には毛沢東が残した遺産に適切に対処しつつ、自分だけの統治路線を構築し、保守派の反発を鎮めて大胆な開放政策を展開した」
と語った。

計1200ページ近くもある長編の『トウ小平評伝』は、トウ小平氏に関する単なる伝記ではない。
中国が歴史上一度も経験したことのなかった巨大な変革期を、一人の偉大な指導者の姿を中心にして記述することが目的だった。
同書は昨年末、中国で15の機関が選定する「今年の本」にも選ばれた。

トウ小平氏は3度も権力の座を追われ、窮地に陥ったが、最後には最高の地位に上り詰めた。
70代半ばという年齢で自分の時代を開いたトウ小平氏は、わずか20年の間に、近代以降の中国の統治者が誰も達成したことのない成果を挙げた。
中国の人民を豊かにし、国を強くする道を見いだしたのだ。
ボーゲル名誉教授は「トウ小平氏は、優れた政治感覚と指導力で問題を解決していく指導者だった」と語り、トウ小平氏を「中国の改革・開放の総支配人」と呼んだ。

同書は、トウ小平氏が中国を統治した20年間を詳細に説明している。
ソ連・ベトナム・日本・米国などとの関係整理・関係改善を通して国際情勢を安定化させるとともに、自国の人材を海外に送り、最新の学問・技術を習得してくるよう奨励した。
「トウ小平氏は、自分が毛沢東のように大衆に畏敬の念を抱かせる存在ではないことを理解していた。
(中略)トウ小平氏は、経済発展が党の権威と自らの地位を強化すると考えた。
予想は正確だった。
経済が急速かつ安定的に発展するようになると、トウ小平氏の権威はほとんど難攻不落といえるほど強固になった」
(同書514-515ページ)

同書韓国語版の翻訳・出版に合わせて訪韓したボーゲル名誉教授は21日、記者懇談会の席で
「2000年にハーバード大学を退任したとき、米国人に東アジアを理解させる意味ある作業に取り組むと決心した。
『中国はいかにして大国へとのし上がったか』というテーマでアプローチし、その核心は1978年から始まったトウ小平氏の開放政策だった」
と語った。
ボーゲル名誉教授は10年かけて西洋と中国・日本の文献を研究し、トウ小平氏の2人の子どもを含む約100人の中国人にインタビューして同書を執筆した。
ただ、トウ小平氏が経済面で挙げた業績に集中するあまり、人権へのアプローチがない点は惜しい。

また中国本土で発売された翻訳本は、検閲で10%近く修正されるという目にも遭った。
天安門事件で失脚した趙紫陽・元共産党総書記が自宅軟禁される際に涙を流したという記述や、トウ小平氏が旧ソ連の指導者ゴルバチョフ書記長との夕食中、天安門広場を占拠した大学生に対する恐怖のためか、箸で取った団子を落としてしまったという記述などが削除された。
ボーゲル名誉教授は
「妥協が必要だったが、どの本よりも天安門事件について詳細に書いたと自負している」
と語った。

韓国ではまだ翻訳されていないが、ヴォーゲル名誉教授は2011年に『朴正煕(パク・チョンヒ)の時代:韓国の転換』(原題:『The Park Chung Hee Era: The Transformation of South Korea』という本も出版した。
記者会見の後、あらためて朴正煕(パク・チョンヒ)時代について評価を求めると、ヴォーゲル名誉教授はこのように答えた。
「私が1965年に初めて訪韓したとき、韓国の知識人の友人たちは朴正煕大統領のことを恐れていた。
『自由がない』と嘆いてもいた。
しかし朴正煕大統領の歴史的役割も評価されるべきだ。
朴正煕大統領は賢く、経済発展のため何をすべきか分かっていた。
民主主義の抑圧、独裁などへの批判はあるものの、朴正煕大統領のリーダーシップが韓国経済に及ぼした影響を認識すべきだ」

またヴォーゲル名誉教授は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記がナンバー2の張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑したことについて
「金正恩第1書記が安定的に権力を維持できるかどうか、まだ分からない。
叔父の張成沢氏を取り除いたということは、北朝鮮の権力層内部に解決困難な衝突があることの証し」
と分析した。

さらに、日本でベストセラーになった『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の著者でもあるヴォーゲル名誉教授は、安倍首相の靖国神社参拝について
米国も失望したが、実際には(中国の)習近平主席が率いる中国、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の韓国が日本との対話のドアを閉ざしたことの方に一層失望している
「日本は軍事大国化の野望を抱いていない。
韓国や中国が『日本が極右化している』と言い立てるので、日本は一層内向きになっている
と語った。



JP Press  2014.01.27(月)  Financial Times
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/39780

社説:東シナ海問題、戦争への漂流を止めよ
(2014年1月24日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

 東シナ海における中国と日本との戦争の可能性が、世界が直面する安全保障上の最大のリスクの1つとして急浮上している。
 残念ながら、日中両国政府の行動は、衝突の可能性を減らす役には全く立っていない。

 この対立の焦点は、日本が尖閣諸島と呼び、中国が釣魚島と呼ぶ係争中の島嶼だ。
 これらの島嶼は日本の施政下にあるが、中国はその領有権をますます執拗に主張するようになっている。

 中国政府は昨年11月、島の上空を含む空域に「防空識別圏(ADIZ)」設定を宣言して、日本政府に不意打ちを食らわせた。
 その後、両国間で舌戦が繰り広げられる中、日本の安倍晋三首相は、有罪判決を受けた戦犯14人を合祀しているために中国が忌み嫌っている、物議を醸す神社に参拝して火に油を注いだ。

■第1次世界大戦との比較は不適切


●安倍首相、「アジアでの軍拡」に警告 中国をけん制:タボス会議で基調講演を行った安倍晋三首相〔AFPBB News〕

 安倍首相が先日、ダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会に出席したことで、今また新たな懸念材料が生じた。
 報道陣との懇談で、安倍首相は靖国神社参拝の正当性を訴えただけではなかった。

 日本と中国の対立関係を、第1次世界大戦前に英独間に存在していた対立関係と明示的に比較し、欧州の2つの大国間の幅広い貿易が両国の衝突を防ぐことはなかったと述べたうえで、中国と日本は今、「似たような状況」にあると付け加えたのだ。

 安倍首相は、ただ現在の論争の深刻さを強調しようとしただけかもしれない。
 首相は、戦争が起きたら悲劇だと述べ、両国政府間のホットライン設置などの信頼醸成措置を求めた。
 だが、日本の首相が欧州の1914年当時との比較を許すなどということ自体が、ゾッとする話であり、怒りを招くものだ。

 日中両国を瀬戸際から引き戻す何らかの手立てを見つけようとする必死の努力が一層必要になる。

 安倍首相は、この膠着状態に対する責めを逃れることはできない。
 もう1年近くの間、首相は国家主義的な感情に任せて行動してきた。
 安倍首相は、靖国神社に参拝する衝動に抗うべきだった。

 日本の平和憲法の改正を求める安倍首相の最近の要求は、タイミングが悪く、係争中の島嶼の安全保障に何も寄与しない。
 ダボスにいる間に、首相が地域の不安定さの主な要因として中国の軍事費を名指ししたことも逆効果を招いた。
 中国は多額の軍事費を支出してきたが、
 日本の自衛隊は――特に公海上では――中国側が対抗できない技術的な優位性を保持している。

 だが、こうした事情はどれも、中国を免責するものでもない。
 島の上空に「防空識別圏」を設定するという中国の決定は危険な挑発であり、外国の航空機を巻き込んだ事故のリスクを高めた。
 ダボスでは、
 中国のある有力者が私的な会合で、
 中国はこの島の「局所」侵略を成功させられるとまで仄めかした
と伝えられている。
 このような話は狂気の沙汰だ。

■手遅れになる前に対話を始めよ

 両国とも、互いを威嚇するのをやめ、対話する努力を始めるべきだ。
 安倍首相のホットライン設置のアイデアは妙案であり、実行に移されるべきだ。
 両国政府の間には、軍同士の交流がない。
 ホットラインができれば、偶発事故や緊急事態が生じた時に緊張を和らげることができるだろう。

 だが、ホットラインの設置は、首脳レベルでこの島について話し合うという差し迫った必要性に代わることはできない。
 今のところ、安倍首相と中国の習近平国家主席は、そうした会談への道を邪魔している。

 その結果、米国はこの迫り来る嵐を米国外交の中心に据えなければならないだろう。
 米国政府は、自国の安全保障の傘が係争中の島嶼に及んでいることを日本に保証してきた。
 米国は確実に、中国による侵略があった場合には同盟国の味方をすると中国側に警告しなければならない。

 だが、米国は安倍首相に対しても、国家主義的な態度を自制する必要があることを明確にしなければならない。
 手遅れになる前に、安倍首相と習主席はアルマゲドンから遠ざかる道を探るべきだ。

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【参考】

JB Press 2013.09.10(火)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38655

「日本と戦争だ」と当然のように話す中国人たち
たとえガス抜きをしても崖っぷちの共産党

 9月5日午後(日本時間同日夜)、ロシア・サンクトペテルブルクでの20カ国・地域(G20)首脳会議に先立ち、安倍晋三首相が中国の習近平国家主席と握手をした。 
 両首脳があいさつレベルとはいえ、直接会話したのは初めてだ。

 日本側は
 「短時間だが、両首脳の就任後、直接言葉を交わした意義は大きい」
とし、また中国側も
 「中日関係が直面する困難な状況は中国も望まない」
と、決着に向けて動き出すことへの期待をにじませた。

 中国のメディアも
 「(中国の)大国の余裕を見せた」
という評価を加えながらも、
 「大変礼儀のあるもので、かつリラックスしたものだった」
と、前向きな報道を繰り返した。

 他方、全世界の華人向けに放送する鳳凰衛星テレビが行ったアンケート調査によれば、
 「この握手が今後の日中関係に影響をもたらすか」
という問いに対して、「ない」との回答が87%にも上ったという。
 両首脳の握手ごときでは関係の修復などあり得ないということなのか。
 なぜそれほど否定的な見方なのだろうか。

■売れていながら撤退する日本ブランド

 筆者は9月8日、上海出身の女性経営者と買い物に出かけた。
 彼女のお目当ての品は、1着2500元(約4万円)もする日本ブランドの下着だった。
 「非常によく設計されている」と絶賛し、惜しみなく大枚を叩く。

 だが、売り場で彼女を驚かせたのは、
 「当店はこの秋に閉店します」
という店員の一言だった。
 そのブランドは中国から全面撤退するという。
 「こんなによく売れているのに撤退するなんて、私も信じられないんです」
と、店員も驚きを隠さない。

 あの反日暴動から、ちょうど1年。
 上海の街中では、下着に限らず日本ブランドが間違いなく復活している。
 地下鉄の中で日本語を話しても、突き刺さるような視線はなくなった。
 日本料理店にも中国人客が戻ってきている。
 夏休みを終えた中国への帰国便は、中国人旅行者で満員だった。
 民間の経済活動だけ見ると、2012年9月以前に戻ったかのようにも見える。

 筆者とその女性経営者は、ショッピングの後、喫茶店に向かった。
 その日は何人かの中国人の中小企業経営者と合流することになっていた。

 我々が着席すると、すぐに例の日本ブランドの撤退に話が及んだ。
 「その日本企業は、もしかして資金凍結を恐れたのでは?」 
 1人の中国人男性がそう指摘すると、周囲がそれに同意した。

 彼らに共通するのは「数年のうちに戦争があるだろう」という見方だった。
 そういえば、ここ数日、どの業界も低迷している中で、軍需関連の株価だけは上昇している。
 日本に「尖閣諸島を舞台とする戦争をそろそろ仕掛けるのでは」という予測買いが進行している、
と見ることもできる。

■ゲーム感覚で戦争を語る若手経営者たち

 万が一、中国が日本に戦争を仕掛けるとしたら、その理由は他でもない。
 政権に対する庶民の不満をかわすためである。
 日本との間で一戦を交えないでは済まされないほど、国内は病んでいるのだ。

 浙江省出身の経営者はこう言う。

 「そもそも、戦後68年の歴史の中で日本と中国が一度も戦争をしなかったことの方が不自然ではないか。
 ケンカしたことのない夫婦なんてあり得ないのと一緒だ。
 だから、一度(戦争を)はやってみてもいいと思う。
 ただし、釣魚島での局地戦を前提に、だ」

 黒竜江省出身の若手経営者が続ける。

 「互いに艦船を2つずつぐらい壊して、それで終結にすればいいじゃないか。
 互いに戦費が持続しないから長期戦はあり得ない。
 婚礼と同じさ。
 3日間かけて大々的にやるけれど、それ以上だとカネが持たない。
 パッとやってサッと引く。
 これがポイントなんじゃないかな」

 「演技よ、演技。
 互いに面子を保つための演技をすればいいじゃない。
 戦ったけど勝負はつきませんでした、という結果を国民に示して、半永久的に棚上げの講和条約を結べばいいんじゃない?」
と、女性経営者も開戦論に同意する。

 彼らの唱える“戦争論”はどこか「ゲーム感覚」で、筆者の耳にはあまりにもお気楽すぎるように聞こえた。
 我々日本人とは異なり、戦火を交えることへの躊躇など、微塵も感じさせない。

■人民解放軍のジープはなぜポンコツだらけなのか

 筆者は「もし中国が負けたら、どうなるの」と無邪気なふりをして尋ねてみた。

 すると、その場の空気は一転して重いものになった。
 その空気から察するに、「負ける」というシナリオは十分に考えられる事態のようだ。

 浙江省出身の経営者はすかさずこう続けた。

 「確かに、負けるかもしれない。
 このまま戦争をしたら日清戦争の繰り返しが起こるはず」

 日清戦争(1894~95年)の敗因は、他でもない清朝の腐敗にあった。
 当時、戦雲がたれこめているにもかかわらず、国の予算は西太后の隠居後の住まいの建設に向けられた。
 装甲艦など戦いに必要な軍備には資金を回さず、数千万両の白銀がこの建設に流出したと言われている。

 現政権においても、官僚の堕落と腐敗が敗戦をもたらす、というのだ。

 黒竜江省出身の経営者が「こんな笑い話がある」と切り出した。

 「数年前、軍用ジープ8台が北京を出発して広東省に向かったところ、途中で7台が破損した。
 無事現地にたどり着いたのはたったの1台。
 その原因をたどると、やっぱり汚職だった」

 つまり、軍用ジープのメーカーは、人民解放軍から発注をもらうために軍の担当者にリベートを渡す。
 リベートの費用を確保するためには、生産コストを削らなければならない。
 結果的に、造られるのは粗悪な品質のジープばかり、というわけである。

 汚職まみれの政権で、十分な戦費を捻出できるのか。
 むしろ、戦争は官僚の懐をますます肥えさせることになるかもしれない。
 その一方で、遺族への償いが十分に果たされなければ、
 激しい民主化運動が勃発し、政権が追い詰められないとも限らない。

 ちなみに、日清戦争当時、敗戦がもたらした結果は、知識分子による政治改革の動きだった。
 「軍備を高めることが富国強兵ではない」
という認識のもと、清王朝の無能な専制政治を打倒するという立憲運動につながっていった。

■ガス抜きをしても露呈するのはやはり腐敗問題

 話を冒頭の疑問に戻そう。
 日中両首脳の握手は、今後の日中関係の改善に影響をもたらすのか。
 世界の華人の9割近くが否定的な見方を持っていることは前述した通りだ。

 その原因の1つは、恐らく、尖閣諸島をめぐる問題の本質が、中国国内の政権維持の限界に起因していることを見抜いているためではないか。
 もはや
 戦争を仕掛けることでしか収まりがつかなくなっているほど、国内は病んでいる
と実感しているのかもしれない。

 しかし“ガス抜き”として戦争を仕掛けたところで、露呈するのはやはり腐敗問題だ。
 戦争をやっても、やらなくても、共産党政権が崖っぷちにいることは変わりがないのである。

姫田 小夏 Konatsu Himeda
中国情勢ジャーナリスト。東京都出身。大学卒業後、出版社勤務等を経て97年から上海へ。翌年上海で日本語情報誌を創刊、日本企業の対中ビジネス動向を発信。2008年夏、同誌編集長を退任後、東京で「ローアングルの中国ビジネス最新情報」を提供する「アジアビズフォーラム」を主宰。現在、中国で修士課程に在籍する傍ら、「上海の都市、ひと、こころ」の変遷を追い続け、日中を往復しつつ執筆、講演活動を行う。著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)。目下、30年前に奈良毅東京外国語大学名誉教授に師事したベンガル語(バングラデシュの公用語)を鋭意復習中。



サーチナニュース 2013/10/17(木) 08:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1017&f=national_1017_007.shtml

【中国BBS】勝てば官軍だ…日中戦争は不可避と考えている中国人

  尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題を巡って日中関係が冷え込むなか、
 中国国内ではメディアが反日を煽るような報道を行っているためか、日本との戦争は不可避と考えている中国人も少なくないようだ。

  実際に日中が開戦となれば世界にも大きな影響を及ぼすことは間違いないと思われるが、中国大手検索サイト百度の掲示板にこのほど、
●. 「日本と戦争になったら大変なことになる」
と主張するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーが議論を交わした。

  スレ主は、
●.「日本と戦争になれば、世界中の国から経済制裁を受けることになる」
と予想し、
●.「指導者は利害をよく考え、発展を優先すべきだ」
と主張した。

  ほかのネットユーザーからは、
●.「日本が先に一発撃てば、各国はわれわれの反撃を支持するに違いない」、
●.「日本が先に手を出せば、理はこちらにある」
など、日本が先に攻撃するなら中国が不利になることはないとの意見が非常に多かった。
 開戦を否定する意見ではなく、あくまでも開戦を支持したうえで日本に仕掛けさせるべきとの意見だ。

  また、
●.「わが国が勝てば理はこちらにあることになるんだよ。
 それとも世界が滅びた日本を支持するとでもいうのか?」
と、勝てば官軍であり、なおかつ中国が日本を滅ぼすという物騒な主張もあった。

  しかし、強硬的な意見も少なくなく、
●.「1万発の核兵器を準備して日本と戦争をすれば良い。
 文句を言う国には核を1発お見舞いすれば良い」
という主張も見られ、中国のネット上では反戦論は少数だった。

  日本は第2次世界対戦で敗戦を経験しているため、国民全体としては反戦論者のほうが多いと思われるが、中国人はあくまでも強硬派が多いように見受けられた。



【劣化する人心と国土】

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2014年1月25日土曜日

いよいよはじまったか、中国シャドーバンクの破綻:農村の信用組合が支払い不能に

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●江蘇省の塩城市の信用組合


International Business Times 2014年1月25日 06時22分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/53640/20140125/321146.htm

中国、農村の信用組合が支払い不能に

 中国東部の江蘇省の塩城市には、農村部の財政を改善することを目的とした信用組合がある。
 ところが、2013年の初めから預金者に支払いができないところがある。
 利子の上昇と、経済成長の停滞も関係しているという。

 中国の国営ラジオによると、
 農民の財政組合(farmers’ financial cooperatives、略称:FFCs)は、
塩城市で実施されているパイロットプログラムで、
 現在は3つのFFCsが営業を停止し、他にも預金者にお金を支払えないところが複数ある。

 同局によると、預金者のひとりである雪(Xue)さんは、2011年以来、農村部の信用組合のひとつに42万元(約716万円)以上を預けていた。
 なぜなら、同組合の担当者が、信用組合のバックには政府がついており、彼女のお金は安全であると説明したからだという。

 雪さんは、
 「私は政府を信頼しているので、組合の担当者の言葉を信用しました。
 彼が11月にやってきて『返済できない』と言うなんて、予想もしていませんでした」
と述べた。

 FFCsは、財源を共有することによって小規模ローンの需要を満たすことを目的とした組合で、農民によって設立された小さな会社である。
 一般からは預金を預からず、会員からのみ預金を受け付ける。
 政府の所有機関ではないので、同組合は、中国人民銀行の貸付制度へのアクセス権を持たない。

 野村證券のエコノミストであるツァング・ツィウェイ(Zhang Zhiwei)氏は、それらの組合の中には、農民の農業活動のために小規模融資をする代わりに、資産運用プロジェクトに資金を使ったところもあるという。
 マネージャーによる本来の目的以外への乱用である。

 ツァング氏は、
 「政府高官が記者に『FFCsのひとつが現在、支払い困難な状況である』と語ったのは欺瞞であると言えます。
 なぜなら、政府への財政報告は不正確なものであり、預金は、実際には、資産運用プロジェクトに投入されていたからです」
と解説した。
 同氏によると、現在、苦境に直面しているFFCsの預金総額は数億元であるという。

 「21世紀ビジネス・ヘラルド(the 21th Century Business Herald)」の9月16日号の中国語で書かれた記事によると、中国の中央銀行は2013年、塩城市政府に対して、複数の信用組合が危険な状態であると警告した。
 同記事によると、中央政府は2006年にFFCs を導入し、塩城市にパイロットプログラムを立ち上げた。
 2013年前半までに、塩城市にはFFCsが138あり、組合員数の合計は約20万世帯、預金額は25億元、融資額20億元であった。

 2013年1月の「財経網(Caijing)」によると、塩城市におけるFFCsの預金利子率は7%~10%の間であり、融資利子率は15%~18%であるという。
 一方、ベンチマーク預金利率は3%であり、ベンチマーク融資利率は6%である。

 ツァング氏は、
 「今現在、いくつのFFCsが中国で稼動しているかは明らかではありません。
 しかし、財経網は、2013年1月には約5,000のFFCsがあったと報告していました」
と述べた。

 *この記事は、米国版 International Business Times の記事を日本向けに抄訳したものです。

記者:Moran Zhang、翻訳者:臼村さおり


 これをきっかけに、いろいろな隠れ負債が連鎖的にデフォルトする可能性がある。
 連鎖的に破綻していくと、バブル崩壊のきっかけにもなりうる。 


サーチナニュース 2014-01-24 09:27
http://biz.searchina.net/id/1522054

中国経済、今度こそ本当にバブル崩壊か?=為替王

 中国はバブル経済が崩壊するといわれて久しいですが、そろそろ本当に危ないかもしれません。
 中国を代表する株価指数(中国上海株価指数)は、リーマンショック後に景気回復してからは、2000の大台を下回ったのは2度。
 2012年末と2013年夏。当時いずれも「中国バブル崩壊か?」と騒がれながら、米国を中心とした世界的な株高や景気回復期待に助けられ、中国株も反発しました。

 ただ注目すべきは、過去の反発局面は、回を追うごとに反発の度合いが小さく弱いものになっています。
 チャート分析用語でいうところの「上値を切り下げている」状態で、「下落トレンド」の見本のような形状となっています。
  リーマンショックからのいち早い回復でもてはやされた中国経済ですが、最近は史上最高値を更新する米国株やドイツ株などと対照的に、株安トレンドから抜け出すことができていません。
 そして今月、3度目となる株価指数2000の大台割れ。
 ここまで株価が下がると、これからバブルが崩壊するかどうかというよりは、すでに中国の経済・金融市場の一部または大部分が厳しい状況に直面している可能性があることを認識しておきたいです。



レコードチャイナ 配信日時:2014年1月27日 6時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82306&type=0

中国経済は「体制移行の罠」に陥る恐れ
=潜在成長率急落、住宅バブル懸念も―関志雄シニアフェロー

 2013年1月24日、中国事情に詳しい関志雄・野村資本市場研究所シニアフェローは「中国経済の現状と課題」をテーマに日本記者クラブで記者会見。
 中国経済は「体制移行の罠」に陥る恐れがあり、潜在成長率下落や住宅バブルの懸念が強い、との見解を明らかにした。
 発言要旨は次の通り。

 中国において、「ルイスの転換点」(安価な余剰労働力が枯渇して、賃金上昇が引き起こされること)の到来を受けて、労働力が過剰から不足に転換した結果、潜在成長率が大幅に低下している。
 景気過熱の現状から判断して、中国の潜在成長率は、既に現在の実績値の名目GDP経済成長率7.7%(2013年速報)を大きく下回る7%程度に急落しているとみられる。
 したがって7.7%の成長率はむしろ好景気を意味する。
 失業よりも景気過熱が懸念され、政府のマクロ政策のスタンスも慎重にならざるを得ない。

 今後の中国経済の発展は、産業構造も含めた経済構造の転換が実現できるかどうかにかかっている。
 構造転換が実現できずに従来型の成長パターンを続けるならば経済成長は失速する可能性が高くなる。

 住宅価格はバブルの様相。
 標準住宅(70平方メートル)の販売価格は、家計の平均所得比で、北京が22倍、上海が16倍に達し、マイホームの夢が遠のいてしまう庶民の間で不満が高まっている。
 住宅バブルがさらに膨張すれば、それが崩壊するときに、銀行部門やマクロ経済が大きな打撃を受けることも懸念されている。
 2010年以降、中国政府は
(1).融資規制、購入制限、不動産関連税制の強化など関連需要抑制策、
(2).低所得者向け住宅の建設など供給拡大策
―などの対策を講じている。
 これらが奏功するかがカギとなる。

 市場競争が激しさを増す中で、銀行は気勢を回避するために従来の貸し出しに代わる融資の手法として、シャドーバンキング(影の銀行)を活用。
 その規模は2013年3月末に、約17兆元(約272兆円)と推計される。
 ただ、
(1).従来の銀行の貸出と比べまだ小さい、
(2).銀行の財務状況が良好で、シャドーバンキング関連業務から損失が発生しても自己資本や貸倒引当金で対応可能、
(3).大半の銀行は国有であり、万が一の場合でも政府に支援してもらえる、
(4).資本移動が制限されており、人民元は投機の対象になりにくい
――などの理由から、米国で起きたサブプライム・ローン問題と異なり、
 システミックリスク(金融システム全体を麻痺させるような危機)につながる懸念は少ない

 中国経済は、
①.賃金上昇に伴う輸出競争力低下や経済構造転換の遅れなどにより先進国になる前に失速する「中所得の罠と、
②.政府の役割転換や国有企業改革の遅れなどによる「体制移行の罠
の2つの難題に直面している。
 2012年に1人当たりの年間所得は約6000ドル(約63万円)に達し、急拡大しており、数年で1万ドル(約104万円)を超えると予想される。
 イノベーションを通じた生産性の上昇もあり、「中心国の罠」はクリアできそうだ

 土地などの重要な資源のコントロールと基幹産業の国有企業による独占が続き、政府の介入色が強い。
 国有企業の民営化をはじめとする市場経済拡大が急務だが、ソ連東欧の体制崩壊の前例の教訓から中国政府は急進的な改革に慎重で、漸進的なものにとどまっている。
 また、経済関係の法律が十分整備されていない上に、信用と取引秩序の基盤が不備で、このままでは「体制移行の罠」に陥る恐れがある。

 昨年秋の三中全会で、財政税制改革や都市・農村政策、自由貿易試験区の拡大、社会保障拡充、一人っ子政策見直しなどが打ち出された。
 これらは西側の経済社会制度である「ワシントンコンセンサス」を思わせる改革案であり、実行されるかが注目点である。



International Business Times  2014年2月1日 04時12分 更新
http://jp.ibtimes.com/articles/53886/20140201/733309.htm

中国:シャドーバンキング大手の救済はモラルハザードを生む

 中国の金融市場は辛くも弾丸をかわしたものの、1兆7000億ドルという規模を誇る投資信託業界(シャドーバンキングシステム〔影の銀行システム〕のなかで最も成長著しい部分)はこの先も大きな破綻を経験するかもしれない。
 さらに重要なのは、500億ドルという規模の破綻寸前の投資信託をぎりぎりの段階で救出したことは、市場に「決定的」な役割を持たせようとする政府のコミットメントと逆行することだ。


●中国初のデフォルト危機はひとまず回避されたが、このことは投資家にモラルハザードを生むかもしれない。

 中国におけるデフォルト(債務不履行)の条件は整った。
 信用の成長は鈍化し、資金調達のコストは増大し、経済の勢いは弱まり、金融規制はタイトになっている。

 「中国は以前にも同じような状態になったことがある。
 例えば2011年後半、地下銀行が次々と倒産したときだ。
 実際、今回の事態はかつてなく厳しい」
と香港のソシエテ・ジェネラルSAの中国エコノミスト、Yao Wei氏は指摘する。

 大規模な国営銀行の流動性ももはや豊富ではなく、地方政府も借金漬けになっている。
 しかしデフォルトが起こるには、もう1つ必要な要素がある。中央政府の意向だ。

 「中国の金融商品がデフォルトを起こせるかどうかは、最終的には政治的な決定による
とYao氏は指摘する。
 2012年に4つの社債、2013年には20以上の信託商品が様々な形で政府から金を引き出し、期限ぎりぎりで生き延びた例もある。
 「しかし、デフォルトや上場停止の可能性はまだあると我々は考えている。
 金融市場のデフォルトは、実際、改革精神そのものだ」
とYao氏は言う。

 第3回全体会議決定の骨子は、市場が要素価格について決定的な役割を果たすということだ。
 もしも市場の見えざる手が腐った投資を排除する自由がないとすれば、「決定的な」役割を果たす基盤はないだろう。

 「一方で、長期的な利益の見通しがあるなら、新政府は短期的には痛みを伴う措置を取るだろうとも思われる。
 他方、経済をハードランディングに押しやるのも本意でないだろう。
 このため、もしデフォルトが起こるとしても、少なくとも最初はコントロールされた形になるだろう」
とYao氏は付け加えた。

■破綻させるにはあまりに大きな

 春節の日にデフォルトの運命を免れた "2010 China Credit / Credit Equals Gold #1 Collective Trust Product" は、2010年に富裕な投資家から集めた基金を、非上場の石炭会社山西振富能源集団(Shanxi Zhenfu Energy Group Ltd.)のために利用していた。

   中国の大手「シャドーバンク」の1つであるチャイナ・クレジット・トラストが提供するこの商品は、ベンチマーク預金利率が3%なのに対し、投資家に10%の利回りを提供しており、中国工商銀行を通じて販売されていた。

 中国語紙21st Century Business Heraldによれば、国が経済改革と成長パターンの変容を強調するなかで、振富能源社は、コスト増と利益の縮小に見舞われ、すでに破産を宣言している。

 2012年5月には、同社副会長のWang Pingyan氏が銀行業の認可を受けていないのに預金を受け付けたとして逮捕された。

 捜査を受け、チャイナ・クレジット・トラスト社は投資家に対し、振富能源社は29億元に上る高利のアングラローンの貸付を受けており、債務総額は59億元に上ると説明した。
 一方、資産は5億元に満たないと評価された。

 世界最大の資産規模を持つ中国商工銀行はロイターに対し、自らの資金で投資家に補償する計画はないと述べた。

 ほとんどの資産管理商品は国営銀行を通じて販売されており、銀行預金より高いリターンを求める投資家らは、こうした商品が高利回りにも関わらず実質的なリスクがないと信じる結果になっている。
 しかし、法的には、銀行は開発し販売した金融商品がロスを出したとしても、投資家を守る必要はない。

 圧力が高まる中、チャイナ・クレジット社は27日、自らが保有する振富能源社株を非公表の第三者に譲渡することで合意に達したと発表した。
 同社は貸付の返済が滞った際、担保として振富株を取得していた。

 声明によると、投資家らは当該第三者から3年目及び最終年の支払いを受けることはないという。
 分配に預からなかった投資家には振富株が与えられるとしているが、炭鉱の争議を考えればあまり魅力的とは言えない。

 ブルームバーグは29日、上海、広州、北京のほとんどの顧客がチャイナ・クレジットとの間で、商品の額面価格と引き換えに自らの権利を不特定の購入者に委譲するという契約にサインしたと報じた。

 *この記事は、米国版International Business Timesの記事を日本向けに抄訳したものです。
記者:Moran Zhang、翻訳:橋本あかね |




【劣化する人心と国土】

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中国新疆ウイグル自治区:習主席指示で「柔軟統治」路線から強硬弾圧路線へ変更

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レコードチャイナ 配信日時:2014年1月24日 23時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82312&type=0

新疆トップの「柔軟統治」路線が終結、習主席の指示で強硬路線へ―香港メディア


●23日、香港紙・明報は、中国新疆ウイグル自治区トップの張春賢共産党委員会書記(政治局員)が推し進めてきた開放的でソフトな「柔軟統治」路線が終わりを告げると伝えた。写真は13年10月の天安門車両突入事件。

 2014年1月23日、香港紙・明報は、中国新疆ウイグル自治区トップの張春賢(ジアン・チュンシエン)共産党委員会書記(政治局員)が推し進めてきた開放的でソフトな「柔軟統治」路線が終わりを告げると伝えた。

 張氏は10年4月、独立運動を厳しく取り締まってきた王楽泉(ワン・ラーチュアン)氏に代わり、同自治区党委員会書記に就任。
 “柔性治疆”(柔軟に新疆を統治する)路線を進んできた。

 明報は
 「就任後4年余りがたったが、過激テロは減少どころか、発生地域は拡大傾向にさえある」
と指摘。
 習近平(シー・ジンピン)国家主席が路線変更を指示したと伝えた。

 記事によると、同自治区が先ごろ開いた幹部会議では「治安の恒久的安定」が重要課題として掲げられたという。
 張氏も会議で、
 「経済発展に頼るだけでは、新疆の治安の恒久的安定という課題は解決できない」
と指摘した。

 明報は、4年前に“柔性治疆”の声誉を拒まずに受けた張氏が、習主席の指示の下、かつて前任者が掲げた“鉄腕治疆”の旗を拾うことになると指摘した。




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